はじめに
私は会社員時代には、勤務先の近くの歯科医院に通っていました。昨年5月末の退職以降は、自宅近くの歯科医院に通っています。
今回は、先日歯科医院に行った際に感じたことについて書いてみたいと思います。
歯科医院には2種類ある
私は、会社員時代には、歯の詰め物が取れてしまったときや、歯に異常がある際に歯科医院に通っていました。勤務先から徒歩3分の所にある歯科医院でしたので、夕方6時頃に予約をし、診察時間のみ仕事を離席して、診察後にまた残業に戻るといったことをやっていました。
会社員時代は忙しかったこともあり、できるだけ治療が早く終わり、通院回数が少なくて済む歯科医院が良い歯科医院だと思っていました。歯に異常があるときだけ診察を受けていましたので、異常がないときには歯医者に行きませんし、異常があるときでも、忙しい際にはそのまま放置していることも少なくありませんでした。数年間、歯医者に行かない期間があることもざらでした。
一方で、現在通っている自宅近くの歯科医院は、虫歯等の治療が終了しても、それで終わりではありません。治療が終わっても、次回の診察として3か月後の予約を取る形になっています。要するに、歯に異常があろうがなかろうが、少なくとも3か月に1回は診察を受ける形になります。もし異常がなければ、クリーニングのみをして、また3か月後の予約を取ります。
私は退職後に自宅近くの歯科医院に通院した当初は、治療が終了しても次回の予約を取らされたので、「ずいぶん商売熱心な歯科医だな」と思ったのですが、3か月ごとに通院してみて、その良さに気付きました。
いうまでもありませんが、歯の健康はとても大切です。父親は「総入れ歯」なのですが、入れ歯があまりフィットしていないようで、毎週のように大学病院に行き、調整してもらっています。「思うように食事ができないことは、人生の喜びがなくなることと等しい」といったことをよく言っています。
虫歯があろうがなかろうが、3か月ごとに通院してチェックしてもらうことは、健康な歯を維持する上で、非常に大切なことだと思います。もし会社員時代に通っていた歯科医院が、このようなタイプだったとしたら、煩わしく感じていたのかもしれませんが、FIREして時間の融通がきく現在は、いつでも通院できますので、このような歯科医院はとてもよいと思います。
以上をまとめますと、歯科医院には以下の2種類があると思います。
A.歯に異常があった際のみ通院する歯科医院(私が会社員時代に通っていた歯科医院)
B.歯の異常の有無に関らず、定期的に通院する歯科医院(私がFIRE後に通っている歯科医院)
このうち、FIRE後におススメの歯科医院は、「B」ということになります。
おわりに
先日も定期的な診察で歯科医院に行ったのですが、「歯が欠けている」と言われてしまいました。確かに、少し前に食事をしていた際に、歯の表面が欠けたような感覚があったのですが、詰め物の一部が欠けたのだと思っていました。
しかし、今回診察したところ、歯そのものが欠けているとのことでした。数年前に治療した箇所が、削った部分が大きかったこともあり、歯が弱くなっており、欠けてしまったようです。このまま放置していると歯が割れてしまうこともあるそうです。もう一度、詰めている金属を外して、治療し直すことになりました。
歯が割れてしまった場合には、最悪入れ歯や、インプラントになる可能性があるようなので、早期に対応できてよかったです。これも、3か月ごとに通院しているおかげだと思います。
みなさんが通院している歯科医院は、どちらのタイプの歯科医院ですか?