はじめに
5月25日(土)から31日(金)までの6泊7日で、両親と旅行に行ってきました。1年ぶりの旅行になります。前回は「神奈川及び静岡」に行ったのですが、今回は「静岡のみ」に行きました。
宿泊場所は以下の通りです。いずれの施設も、宿泊したのは今回が初めてです。
5月25日:沼津リバーサイドホテル
(静岡県沼津市上土町100-1)
5月26日:海のほてる いさば
(静岡県沼津市戸田3878-20)※戸田温泉
5月27日~28日:森の入り江の離れ宿 無雙庵 枇杷
(静岡県伊豆市土肥 259-1)※土肥温泉
5月29日~30日:石のや 伊豆長岡
(静岡県伊豆の国市長岡192)※伊豆長岡温泉
前回の記事では、「海のほてる いさば」での滞在について書きました。今回は同旅館チェックアウト後の土肥での観光及び、「無雙庵 枇杷」での滞在について書きたいと思います。
土肥金山を観光
旅行3日目の27日は朝から雨でした。本来であれば、「海のほてる いさば」近くの岬にある「戸田灯台」や、富士山ビュースポットである「諸口神社鳥居」にも行きたかったのですが、あきらめて次の目的地である土肥に向かうことにしました。
土肥の観光地ということで、「土肥金山」に行くことにしました。「土肥金山」であれば、天候に関係なく観光可能です。「土肥金山」に行くのは初めてですが、巨大な金塊が展示されているのは知っており、触ってみたいと思っていました。
まずは「坑内めぐり」です。約350メートルの坑道を歩くことができます。要所要所では人形が金の採掘の様子を再現しています。
坑道を見学した後は、金塊を見に行きました。金塊は2つあり、1つ目は「12.5kg」の金塊で、時価は「1億6,200万円」です。私が保有している純金融資産よりもちょっと少ないくらいの金額です。
「1億6,200万円」でこの程度の大きさしかありません。持ち上げるのは無理ですが、展示ケースの中で滑らせて動かすことはできました。なお、展示ケースの横では警備員が見張っています。
2つ目はいよいよ、「250㎏」の金塊です。現在でもそうなのか分かりませんが、「世界一の巨大金塊」と書かれており、時価は「32億5,400万円」とのことでした(ギネスブック認定)。
私も触ってみましたが、表面はツルツルしており、金運が上昇したように感じました。
「土肥金山」では「砂金採り」ができますが、私はやりませんでした。ちなみに「砂金採り」の料金は「大人1人1,000円」(30分間)ですが、「昨今の金価格高騰により」、「6月1日」から値上げされたとのことです(訪問時は値上げ前)。金を仕入れているわけではないのに、なぜ、金価格が高騰すると「砂金採り」の料金が値上げされるのかは謎です。
金粉のかかったソフトクリーム(価格は確か600円)を食べてから、宿に移動することにしました。
「無雙庵 枇杷」について
次の宿泊先である「無雙庵 枇杷」(むそうあん びわ)は土肥金山のすぐ近くにあり、土肥温泉に立地しています(画像は「ゆこゆこ」ホームページより)。
ちなみに上の画像で、伊豆半島から静岡市方面の海上に点線が書かれていますが、これは「土肥港」と「清水港」を結ぶ「駿河湾フェリー」の航路であり、宿泊した「無雙庵 枇杷」の客室からは、駿河湾フェリーが見えました。
全8室の離れで構成された旅館で、全室に客室露天風呂が備わっています。こちらも楽天トラベルで予約しました。
宿泊した部屋は「鶉」という部屋です。駿河湾が望めるデッキ(テラス)に露天風呂がついています(間取り図は公式ページより)。
客室露天風呂の温泉については、「源泉100%かけ流し温泉」(加温・加水・循環無しの手を加えていない温泉)を売りにしています。
貸切風呂について
当旅館には大浴場はありませんが、貸切風呂が2つあります。宿泊者は1泊につき1回(40分間)、無料で予約できます。私は2泊したため、両方の貸切風呂を利用することができました。
貸切風呂は、客室よりも高い位置にあるので、客室露天風呂よりも見晴らしがよいです。ただ、私が利用した際は天気が悪かったのが残念です。
瓶の牛乳が飲み放題になっており、飲みながら入浴してしまいました。
食事について
1日目の夕食の内容は以下の通りです。
夕食後、部屋でのんびりしていたら、仲居さんが「枇杷」を持ってきてくれました。とても甘かったです。
2日目の朝食の内容は以下の通りです。
2日目の夕食の主な内容は以下の通りです。
3日目の朝食の内容は以下の通りです。
良かったところ・悪かったところ
良かった点は以下の通りです。
・客室露天風呂が「源泉100%かけ流し温泉」である。
・客室のデッキからの見晴らしが良い。
・旅館内の雰囲気が良い。
・料理の質が良い。
一方で、悪かった点は以下の通りです。
・従業員が全員外国人である。
初めての経験だったのですが、当旅館では、チェックインからチェックアウトまで、日本人の従業員に一人も会いませんでした。ある従業員の方に聞いたところ、その方はネパール人(20代?)とのことで、来日8年目、この旅館で働いて1年半とのことでした。
ただ、私は従業員が外国人であることは、別に問題ないと思っています。むしろ日本人よりも接客が丁寧で、とても好感が持てました。人によってはネガティブに捉えると思いますので、「悪かった点」として挙げました。
宿泊費用について
今回の宿泊費用は以下の通りです(入湯税除く)。楽天トラベルのキャンペーン(「LUXURY DAYS」「5と0のつく日」)を利用しています。
楽天ポイントを考慮した実質的な宿泊費用は「1泊34,515円」でした。
【鶉-平屋建】源泉掛け流し露天風呂付
3名×2泊
合計料金 : 231,480円
クーポン利用:▲19,574円
差引支払額 : 211,906円
(1人1泊:35,317円)
楽天ポイント:4,816ポイント
楽天ポイントを考慮した実質費用
207,090円
(1人1泊:34,515円)
おわりに
宿泊した日は台風1号が梅雨前線を刺激して、静岡県にも「線状降水帯」が発生する可能性があるとの予報であり、雨が降り続けました。旅館の周囲を散策したかったのですが、仕方なく2日間とも、旅館から出ずに部屋で過ごしました(3日目の朝にようやく晴れました)。
雨が激しく降っている中で、客室の露天風呂に入ってみたのですが、屋根が風呂の半分くらいしか覆っていないため、雨が防げずに途中で入るのを断念しました。小雨程度であれば問題なく入れます。
当旅館への全体的な印象は、特に大きな問題点はなく、なかなか良い旅館だったと思います。天気が良ければもっと客室露天風呂が楽しめたはずなので、その点が残念です。
グループの旅館として、「富岳群青」(静岡県伊豆市)、「繭二梁」(静岡県西伊豆町)があり、これらの旅館も良さそうなので、機会があれば行ってみたいと考えています。
「静岡への旅行⑤(修善寺での観光編)」に続きます。