はじめに
最近、日米ともに株価が大きく下落しています。私の保有資産もご多分に漏れず、大きく減少しています。
今回は、株価が大きく下落した最近3週間で、私の保有資産がどれぐらい減少したのかについて、調べてみました。
私の保有資産内訳
私は毎週末に、保有資産を公開する記事を書いています。直近の「8月3日現在」、資産内訳は以下の通りとなっています。
保有資産総額:196百万円
※うち、証券口座で保有している「米国ETF」「投資信託」等の評価額:
107百万円(比率55%)
保有資産総額の「55%」に相当する「107百万円」を証券口座で運用しています。保有銘柄の大半は「米国ETF」や「米国株に投資する投資信託」であり、時価評価額は為替変動の影響を受けます(保有銘柄の詳細につきましては、こちらの記事をご参照ください)。
最近3週間での保有資産減少額
「7月13日」以降の最近3週間での保有資産減少額は、以下の通りです。結論的には、最近3週間で「▲1,165万円」の資産が減りました。
【保有資産額の推移】
7月13日:2億807万円
7月20日:2億617万円(▲190万円)
7月27日:2億194万円(▲423万円)
8月3日:1億9,642万円(▲552万円)
※3週間での保有資産減少額:▲1,165万円
「2023年4月30日」(約1年3か月前)を「ゼロ」とした場合の、「2024年8月3日」までの「資産総額の増減」(66週間の前週比)は以下のグラフの通りです。「2024年7月13日」以降の最近3週間での減少額がいかに大きいかが分かります。
「2023年4月30日」から「2024年8月3日」の「資産総額の推移」は以下の通りです。
おわりに ~株価下落は歓迎すべきことである~
私の場合は、証券口座で保有している銘柄の大半が「ドル建て」のため、株価下落と円高のダブルパンチを受け、資産額が大きく減少しています。
新NISAで投資を始めた方の多くも、オルカンやS&P500で運用しており、ダブルパンチを受けていることは同じだと思います。今回の株価下落で、投資自体をやめたいと思っている人もいるかもしれません。
しかし私は、他のブログ記事でも度々書いております通り、積立投資の途中で株価が下落することは、安い株価で購入できることを意味しますので、メリットしかないと考えています。
特に、新NISAで投資を始めた若い人にとっては、私以上に今後投資をするための長い時間がありますので、投資初期に株価が下落すればするほど、将来に爆益となって返ってくる可能性があります。投資開始直後に株価が大きく下落することは、とてもラッキーなことなのです。
もし私が若くて、今後も長期間投資を続ける前提であれば、現在保有しているインデックスファンドがいくら含み損を抱えても、売却することなく、淡々と積立を継続します(ただし、個別株を保有している場合には、損切りした方がよいとの判断もあるかもしれません)。むしろ、ある程度株価が大きく下落するようであれば、買い増しを検討すべきであると思います。
「3週間で▲1,165万円」というのは、数字だけみれば何か大変なことが起こっているように感じるかもしれませんが、私は新NISA口座での積立投資の途中であり、まだ保有銘柄を売却するタイミングではありませんので、現在の株価下落は、私にとっては何らネガティブなことではなく、むしろ歓迎すべきことであると考えています。