宿泊先でのバイキングが嫌いな理由

旅行

はじめに

私は旅行に行くのが好きで、会社員時代には年に3回くらいは各1週間程度の旅行をしていました。しかし、昨年5月に退職して以降(正確には有休消化期間に入って以降)では、まだ一度しか旅行に行っていませんそろそろ旅行に行きたいと思い、検討中です。

旅行を検討する中で、改めて、私は宿泊先でのバイキング(食べ放題)が嫌いなことを認識しました。今回は、バイキングが嫌いな理由について書いてみたいと思います。

なお、本記事で書いている内容は、50代無職の戯言ですので、その点はご留意ください。

宿泊先でのバイキングが嫌いな理由

宿泊先でのバイキングが嫌いな理由を、思いつくままに挙げると、以下の通りです。

【宿泊先でのバイキングが嫌いな理由】
※順不同

食事がせわしなく、ゆったりした気分になれない

バイキング会場が混雑していて並ぶ

料理の内容が安っぽい

料理に手間がかかっていない

あえて旅先で食べなくてもよいものを食べてしまう

同じ料理ばかり食べてしまう

食べ過ぎてしまう

食器を楽しむことができない

私が旅行に求めるもの

私が宿泊先でのバイキングが嫌いな理由は、バイキングそのものが、私が旅行に求めるものに合致していないからだと考えられます。私が旅行に求めるものは、以下の通りです。

【私が旅行に求めるもの】

のんびりと贅沢な時間を過ごすこと

旅行先ならではの食事をすること

個人的な意見ですが、バイキングは「のんびりとした贅沢な時間」とは真逆のものだと思います。私は貧乏性のため、「元をとらないといけない」と考えてしまいます。バイキングでどんな料理が出されているのかを把握し、計画的に食べないといけません気が抜けないのです。

人気の料理は人だかりができており、すぐになくなってしまうため、料理が補充されるタイミングにも注意している必要があります。そもそも並ばないと料理が取れません

バイキングで出されている料理の多くは、下手をすると、電子レンジでチンしただけのようなお手軽なものです。料理人が手間をかけて作っている料理ではなく、あえて旅行先で食べなくてもよさそうな料理ばかり並んでいます。私もつい、カレーやパスタ、揚げ物といった料理をたくさん食べてしまいます

私はやはり、旅行先の食事は、地元の食材で手間をかけて調理されたものを食べたいと思っています。料理だけでなく、器の意匠や雰囲気等も楽しみながら、少しずつ、ゆっくり時間をかけて食べたいと思っています。

質のよい料理を少量ずつ食べたいのです。この点でバイキングは、「質よりも量」であり、真逆のものだと思います。「お腹を満たせればそれでよい」というわけではないのです。

見たことのないような料理や食材が出てきて、食べてみたら予想外においしかったというような体験を期待しているのですが、バイキングではそれが期待できません

おわりに

個人的な感想ですが、価格帯の安い旅館・ホテルほど、夕食がバイキングになっているように思います。これは、旅館・ホテル側にとって、バイキングは手間がかからず、コストが安いため、利益率が高いからではないでしょうか?

バイキングであれば、一流の料理人は不要で、アルバイトの人たちだけで大量調理できますし、食器も簡素な皿だけですので、食洗器で洗え、後始末も簡単です。大量生産、大量消費で、とにかく効率的なのです。

なお、私がバイキングが嫌いなのは、宿泊先での話です。日常生活でたまにバイキングに行くのはよいと思います。それは、日常生活での食事は、「栄養を摂取し、腹を満たすこと」が目的だからです。

私も中学生や高校生の頃は、バイキングは好きなものが好きなだけ食べられて、天国のようでした。しかし現在は、「量よりも質」であり、おいしいものを少しずつ食べたいです。

旅行で宿泊先を選択する際には、できるだけ食事(夕食及び朝食)はバイキングでないところを選びたいと思っています。

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