神奈川と静岡への旅行⑤(東府や編 その3)

旅行

はじめに

5月14日(日)から19日(金)までの5泊6日で、両親と旅行に行ってきました。

5月14日富士屋ホテル

(神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下)

5月15日御宿 風月無辺

(静岡県賀茂郡東伊豆町大川)

5月16日御宿 風月無辺

(静岡県賀茂郡東伊豆町大川)

5月17日東府や Resort & Spa-Izu

(静岡県伊豆市吉奈)

5月18日東府や Resort & Spa-Izu

(静岡県伊豆市吉奈)

今回の記事では、「東府や編 その3」と題しまして、東府やの総括を書いてみたいと思います(「富士屋ホテル編」「風月無辺編」「東府や編 その1」「東府や編 その2」も併せてお読みいただけますと幸いです)。

2泊目の夕食について

2泊目の夕食会場は、「懐石茶や 水音」でした。メニューは1泊目は「牛豚しゃぶしゃぶ」を選びましたが、2泊目は「懐石料理」としました。

「牛豚しゃぶしゃぶ」はあえて選んだ場合のメニューで、当旅館の通常メニューは「懐石料理」になります。

以下、2泊目の夕食の内容です。

1泊目の「牛豚しゃぶしゃぶ」と比較するとボリュームは少なめで、量的にはちょうど良い感じでした。今回は両親も問題なく完食していました。

前菜の伊勢海老は身がたくさんあり、身が殻から取り出されているので食べやすかったです。

お造りで出た赤貝は、東京では最近食べる機会が少ないので、貝好きの父親も喜んでいました。

最後に夜食(おにぎり等)も出してもらえました。

2泊目の朝食について

翌朝の朝食会場も「懐石茶や 水音」でした。メニューは1泊目は「洋朝食」を選びましたが、2泊目は「和朝食」としました。

以下、2泊目の朝食の内容です。

海苔が木箱に入れられていますが、この木箱には熱せられた炭が入っており、海苔が温められていました。

良かったところ・悪かったところ

「その1」~「その3」まで全3回にわたり、東府やについて書いてきましたが、良かった点は以下の通りです。

雰囲気が良く、洗練されており、高級感がある。

敷地内を散策でき、あえて出かけなくても1日のんびり過ごせる。

歴史のある旅館であり、昔の時代に思いを馳せながら宿泊できる。

食事の質が高い。

従業員の対応が良い。

「大正館」、「懐石茶や 水音」など土足OKとなっている。

当旅館の洗練された雰囲気は、「星野リゾート」に似ていると感じました。星野リゾートが好きな方は、当旅館も気に入ると思います。

出かけなくとも、敷地内が散策できるのは、特に高齢者にはうれしいことです。

正確な情報ではないのですが、当旅館はもともと、江戸時代からあった老舗旅館2軒をリノベーションしてできたようです。「お万の方」「お吉」のエピソード等を思い浮かべながら滞在すると、より一層旅情がかき立てられます。

食事については、価格帯の高い旅館だけあり、食材の質の良さを感じました。個人的には、量はいらないので、質の高い食事がしたいです。

細かいことですが、「大正館」「水音」いずれも日本家屋ですが、2階も含めて全て土足で入れます。高齢になると、特に靴の脱ぎ履きが大変になりますので、土足OKなのはとても助かります。

一方で、悪かった点は以下の通りです。

A.部屋の水回りスペースが狭い。

B.客室露天風呂が小さく、開放感がない。

C.客室露天風呂の「掛け流し感」があまりない。

洗面所、脱衣所、トイレがいずれも狭いです。居室は広いスペースを取っているのですが、水回りが窮屈な感じがしました。居室スペースをもう少し狭くしてもよいので、水回りを広くしてほしいと思いました。

特に2階客室露天風呂の脱衣スペースは、トイレと一緒の空間になっているので、なんだか出張先のビジネスホテルを思い出しました。

客室露天風呂は2階のテラスにあるのですが、湯舟はあまり大きくないです。左右に壁があり、開放感があまりありません。樹木が多いので、川があまり見えないのも残念でした。

こちらの旅館の前に宿泊した「風月無辺」の客室露天風呂がとても開放感があったので、その比較で特に狭く思えてしまうのかもしれません。

一般的に、客室露天風呂の温泉は、常に湯船に注がれ続けていることが多いです。当旅館の風呂は注がれている湯量がとても少ないので、「掛け流し感」があまり感じられません。壁のパネルで操作することで適温に保たれるのはよいのですが、温泉感が薄くなってしまうデメリットもあります。

宿泊費用について

今回の宿泊費用は以下の通りです(入湯税除く)。全国旅行支援及び楽天トラベルのキャンペーン「LUXURY DAYS」「5と0のつく日」)を利用しています。

楽天トラベルの連泊プランの特典として、全国旅行支援の地域クーポンとは別に、9千円分(1人3千円×3人)の、旅館内のみで使える独自クーポンがもらえました。

また、はじめての経験だったのですが、当旅館では連泊時に「部屋の掃除不要」とすると、クーポン3千円分がもらえます。上記と合わせて1万2千円分の独自クーポンがもらえました。

楽天ポイント地域クーポン(全国旅行支援)、東府や独自クーポンを考慮した実質的な宿泊費用「1泊33,628円」でした。

<離れ>温泉露天付ヴィラスイート メゾネット洋室(川沿い) 3名×2泊

合計料金  :261,000円
クーポン利用▲31,050円
差引支払額 :229,950円
 (1人1泊: 38,325円

楽天ポイント4,180ポイント
地域クーポン12,000円
独自クーポン12,000円

ポイント・クーポンを考慮した実質費用
       201,770円
 (1人1泊: 33,628円

おわりに

上記の「悪かった点」でいろいろ書かせていただきましたが、これは当旅館に良い点がたくさんあるがゆえに、ちょっとしたことで印象が悪くなってしまっては非常にもったいないと思ったからです。個人的には、とてもレベルの高い旅館であると感じました。

特に、「洗練された高級感ある空間で、非日常を味わいたい方」にはぴったりな旅館だと思います。

当旅館のホームページには、敷地内や部屋、風呂等、様子の分かる写真があまりないように思います。ホームページの作りを変え、写真を増やすだけでも、もっと当旅館の魅力が伝わるのではないでしょうか。これだけ魅力あるコンテンツを持っているのですから、もっとアピールした方が良いと個人的には思います。

次回は神奈川と静岡への旅行⑥として、旅行全体の総括をする予定です(つづく)。

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