はじめに
私が本ブログを開設したのは「2023年4月8日」です。「2024年4月8日」で1年が経過しました。ちなみに関係ないのですが、日銀の植田総裁が就任したのが「2023年4月9日」ですので、「1日違い」になります。
これまで本ブログをお読みいただいた全ての方に感謝いたします。
この1年間、旅行していた「2023年5月14日~19日」の6日間以外は、「毎日1記事」を書くことができました。現在の総記事数は「360記事」を超えています。
本ブログは副業として開設したわけではなく、収益を得ることを目的としていません(意図的に広告は貼っていません)。収入にはなっていないのですが、開設して本当に良かったと思っています。
FIRE後にブログを書くメリット8選
私がFIRE後にブログを開設してみて感じたメリットは、以下の通りです(順不同)。
1.社会とのつながりが持てること
2.自分の行動が客観視できること
3.自分の行動を律することができること
4.日常生活のガス抜きになること
5.1日の行動の軸ができること
6.マーケティング感覚が養われること
7.自分の行動の備忘記録になること
8.文章を書く上での知識が増えること
まず「1」については、FIRE後は人と関わる絶対量が減ります。会社員時代には、好むと好まざるとに関わらず、仕事上でいろいろな人との関わりがありましたが、FIRE後は誰とも関わらないことが可能です。
私は人づきあいが煩わしいと思ってしまうタイプなので、この1年間はほとんど新たな出会いがありませんでした。しかし、人間というものは、適度な社会性を常に求めているものだと思います。その意味で、一方的ではありますが、ブログを書くことで、社会とのつながりを感じることができます。
稀にですが、「お問い合わせ」(ブログタイトル下)からブログについてのご意見やご感想等をいただくこともあり、読者の方のお役に立てている場合には、やりがいが感じられることもあります。
「2」については、FIRE後は人との関わりが少ないので、独りよがりな考えになりがちだと思います。ブログ記事を書き、その書いた文章を自分自身で読み返すことで、自分自身を客観視することができ、ひいては行動の軌道修正ができます。
「3」については、ブログで書くことで、自分の行動を律することにつながります。例えば、私は「投資スタンス」についての記事を書き、「投資内容」についても公開しています。記事に書くことで、「投資スタンスと矛盾した投資がしにくくなる」という意味で、自分の行動がズレないように方向付けることができます。
「4」については、例えば、病気になった際にそれを記事にすることで、気持ちが楽になります。
「5」については、私の場合はこれまで「1日1記事」を書いてきましたので、「毎朝起きたらブログ記事を書く」というルーティーンができ、生活の軸になっています。
「6」については、毎日ブログ記事を書き、それぞれの記事にどれくらいの閲覧者数が集まったかをみることで、「このような記事は読者が関心を持ちやすい」「このような記事はあまり読者が集まらない」といった「感覚」を養うことができます。そしてこの「感覚」の精度は日々向上しているように思います。
「7」については、日々の行動をブログ記事にすることで、例えば「国民年金保険料はいつ、どのような方法で、いくら支払ったのか」といった疑問が生じた場合でも、過去のブログ記事を検索することで、すぐにわかります。
「8」については、ブログを書いていると、細かな言い回しで迷う場面がよくあります。例えば「どれくらい」と「どのくらい」はどちらが正しい表現なのか等について、その都度調べる癖がつき、文章を書く上での知識が増えます。
おわりに
そもそもFIREを目指して、長年に亘ってコツコツ貯金や資産運用を行ってきた人は、コツコツブログ記事を書くことへの耐性があると思いますし、ブログを書くことが楽しめると思います。
昨今はYouTube等の動画が全盛で、ブログは廃れていることは否めません。しかし、動画をみるよりも文書を読むことの方が好きな人もいると思いますし、文章ならではの良さもあります。
みなさんもFIRE後はブログを開設してみてはいかがでしょうか?
今後とも本ブログをよろしくお願いいたします。