はじめに
以前の記事にも書きましたが、オリエンタルランドの「株主用パスポート」を使って、5月11日に、両親と東京ディズニーランドに行ってきました。
2年振りの訪問になります。前回はまだ働いていた頃だったので、土曜日に行きましたが、今回は5月GW明けの木曜日です。
ネット情報によると、GW明けの平日は、閑散期で空いているとのことでした。
また、5月8日から新型コロナが5類に変更されたことに伴い、消毒用アルコールが撤去されたり、(私はしませんが)キャラクターとのハグが可能になったりと、コロナ前にかなり近い運営方法に戻っているとのことでした。
今回の記事では、当日の様子をお伝えしたいと思います。
はじめての電動カート利用
現地に到着したのは午前10時過ぎです。天気は晴れで気持ちのよい青空でした。
父親(87歳)は近年、足腰が弱ってきており、本人の希望で、はじめて「電動カート」をレンタルすることにしました。
車椅子という選択肢もあります。ただ、父親はこれまで車椅子に乗ったことがないため、車椅子(1日レンタル代5百円~1千円)よりも高いのですが、電動カート(同2千円)にしました。
そもそも電動カートの在庫がなければ借りることができないのですが、幸いにも最後の1台が残っていたため、借りることができました。
キャストの方の話によると、ディズニーランドでは8台の在庫があるとのことでした。もし借りる予定がある方は、早めに行かないと、借りられないこともありそうですので、お気をつけください。
簡単な操作方法のレクチャーがあり、試運転させてもらえます。レバーを握ると動き、離すと停まる仕組みで、最高速度は時速2キロ。バックすることもできますが、バックミラーはついていません。
いよいよ園内へ
園内に入ってみて、想像以上に混雑していることに驚きました。閑散期ということで、もう少し空いているのを期待していたのですが、家族連れや若者グループ、修学旅行生、外国人観光客等が万遍なく来園していました。
個人的な感覚では、2年前のコロナ下での土曜日に行った時よりも、混雑している印象でした。ひょっとすると、5類に移行されたことで、1日当たりの来園上限数が増えているのかもしれません。
園内を少し歩いてみて感じたのは、電動カートの時速2キロが予想以上に遅いことです。
考えてみれば、通常の歩行速度が「1分80メートル」と言われています(マンションチラシ等の駅徒歩分数の算定基準)。1分80メートルは「時速4.8キロ」ですので、時速2キロはその半分以下ということになります。
ただ、急ぐ事情は何もないので、のんびり回ることにしました。
ショーの抽選に落選
最初にやったのは、「東京ディズニーリゾートアプリ」での、ショーのエントリー抽選です。
現在、ディズニーランドで開催されているショーは、基本的には抽選に参加し、当選しないと観られないルールになっています。
2年前に「クラブマウスビート」は観ていたので、「マジカルミュージックワールド」が観たかったのですが、あえなく落選してしまいました。
幸先の悪いスタートです。
なお、ゲスト参加型の「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」は50代無職独身コミュ障男にはキツすぎるので、抽選自体に参加していません。
雨が降り始め、パレードはよく見えず
そうこうしているうちに、天候が怪しくなってきました。青空だった空が、みるみる雲に覆われていき、今にも泣きだしそうな空です。
「空いているアトラクションがあれば入る」という無計画なスタイルで歩き回っていたのですが、ちょうどパレードが始まる頃(午後2時前頃)から、ついに雨が降り出しました。
「ハーモニー・イン・カラー」と題した40周年記念パレードは観たいと思っていました。雨で中止の可能性もあったのですが、開催するとのことで、これは一安心。
ゲストの中には、パレード鑑賞の場所取りで3時間くらい前から道に座っている方々もいるので、もしパレード直前の雨で中止になっていたら、暴動が起きていたかもしれませんが、何よりでした。
ただ、混雑しているうえに、ゲストが傘をさしているので、パレードはほぼ見えませんでした(下の写真はパレード中に唯一ミッキーが見えたときのものです。小さくミッキーが写っています)。
雨は午後6時くらいまで降り続け、その後に止みましたが、最近にはないぐらい肌寒い夜でした。
参加できたアトラクション
結果的には、以下の10個のアトラクションに参加できました。時速2キロ以上で移動できない状況としては、よくやったと思います。
(※ほぼ参加順)
①ミッキーのフィルハーマジック
②ウエスタンリバー鉄道
③ジャングルクルーズ
④カリブの海賊
⑤シンデレラのフェアリーテイル・ホール
⑥ピノキオの冒険旅行
⑦イッツ・ア・スモールワールド
⑧スターツアーズ
⑨白雪姫と七人のこびと
⑩ピーターパン空の旅
このうち、待ち時間が最も長かったのが「ピーターパン」で25分。その他は5~15分待ちくらいだったと思います。
ちなみに人気の「美女と野獣」は、私が通りがかったときは「80分待ち」だったので諦めました。
来園するときはいつも、待ち時間の短いアトラクションしか観ていないので、結果的に毎回同じような顔ぶれになります。
今回初見だったのは「ミッキーのフィルハーマジック」「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」「ピーターパン空の旅」の3つだけです。
個人的に一番よかったのは、リトルマーメイドの主題歌「Part of Your World」が聴けた「フィルハーマジック」です。リトルマーメイドは劇団四季の公演でも観たことがあり、主題歌はとても好きな曲です。
父親のお気に入りは「イッツ・ア・スモールワールド」で、これは毎回鑑賞しています。
また、いつも思うのですが、「ピノキオ」や「白雪姫」のアトラクションがホラーテイストなのはなぜなんでしょうか。両作品ともほのぼのしたイメージを持っているのですが、アトラクションはかなり怖い感じで、ちびっこはトラウマになりそうです。
おわりに
午後7時30分からの「エレクトリカルパレード」は観ずに、退園しました。
予想外に混雑していたり、雨が降ったり、パレードがよく見えなかったり、ショーの抽選が全てはずれたり、初見のアトラクションが3つだけだったりしましたが、両親も楽しんでいたようで、よい思い出になりました。
↓ 「逆さ富士」ならぬ「逆さシンデレラ城」
キャストの方々の対応も「さすがオリエンタルランド」という感じで、高齢の両親にもいろいろ気遣っていただき、感謝しています。
ただ、混雑や並ぶことが大嫌いな自分にとっては、今回のような機会が無ければ、自ら行くことはないかもしれません(オリエンタルランドの株を買うことはあるかもしれませんが)。
以上、40周年をお祝い中のディズニーランドに行った報告でした。