FIRE後初めての親戚の集まり

FIRE・早期退職

はじめに

先日父方の叔父が逝去し、中国地方の某県でお通夜及び葬儀が行われました。私は葬儀のみに参加したのですが、私が会社を退職したことを両親以外知らない状況下、たくさんの親戚が集まる場に行くことにはかなり抵抗がありました。

お通夜や葬儀後の会食には参加せず

前回、中国地方の某県に行き、親戚と会ったのは、恐らく20年くらい前になります。前回はいとこの結婚式だったと思います。私には、父方、母方を合わせて10人のいとこがおり、その多くはその県に住んでいます。

今回、親戚と会うことに抵抗感があった理由以下の2点です。

1.親戚は私が退職したことを知らず、会えばまず間違いなく「今何の仕事してるの?」とか聞かれるであろうこと

2.10人のいとこの中で結婚していないのは私と、母方のいとこ1人の2人だけであり、親戚から「結婚する予定はないのか?」とか聞かれるであろうこと

私の両親は、もちろんお通夜から葬儀後の会食まで全てに参加しますので、私もお通夜等に参加する可能性があったのですが、最終的にはお通夜は不参加とし、葬儀のみに参加することにしました。お通夜では長時間の会食が予想され、そこであれこれ聞かれるのが嫌だったからです。

お通夜から参加したかったのが本音ですが、葬儀だけにさせていただきました。葬儀後の会食も参加しませんでした

私は葬儀の前日、荷物持ちをするため、お通夜から参加する両親と一緒に新幹線で行きました。表向きは「葬儀のみ日帰りで参加する」との体で親戚に伝えていたため、葬儀前日に現地で親戚にばったり会ったりしないか心配していました。もし会ってしまうと、「なぜ葬儀前日から来ているのに、お通夜に参加しないのか」の理由が付かなくなってしまうためです。

ホテルでばったり親戚に会う

ホテルにはお通夜当日の午後3時頃にチェックインしたのですが、なんと親戚にばったり会ってしまいましたやはり悪いことはできないものです。

ホテル内で両親と一緒にいたところ、高齢男性が父親に声をかけてきました。会話の流れで父親から紹介され、私も「二男の○○です。父がいつもお世話になっております」と挨拶しました。私は面識がなかったのですが、後で父親から聞いたところ、父親の母方の親戚にあたる幼馴染で、某上場企業(しかも売上高数兆円クラスの企業)の社長を以前務めていた方でした。

やはり、葬儀会場近くのホテルにしたのが間違いでした。ただ、お通夜にはかなりの人数が参加することが予想されたこともあり、結局私は当初の予定通り、お通夜には参加しませんでした

おわりに

ちなみに私の兄は、仕事の関係でお通夜も葬儀も参加していません

葬儀は12時から始まりましたが、久しぶりに、それも長時間正座したので、葬儀終了後はしばらくまともに歩けませんでした

結局、幸いなことに、親戚とはあまり深い会話にならずに済みました何人かから現在の仕事について聞かれたのですが、「以前から変わってないです」とだけ回答し、話題を変えることで切り抜けました会社員時代は企業への投資を仕事にしており、現在も個人で投資をしているので、この回答はウソにはならないと思います(苦しい言い訳ですが)。

日帰りの体で参加しましたので、親戚が火葬場に移動するタイミングで、私も失礼させていただきました。ただ、実際には両親と一緒に翌日帰ることになっていたので、ホテルに戻りました。その翌日にまた親戚に会ってしまうと、説明がつきませんので、冷や冷やしていましたが、無事会うことなくチェックアウトできました。

別に退職したことを秘密にする必要はないのかもしれませんが、やはり東京よりは保守的な土地柄ですので、ネガティブな印象を持たれることは間違いないと思います。FIREしていることを伏せたい場合、冠婚葬祭のような親戚との集まりはとても神経を使います

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