タダでファーストクラスに乗れた話

旅行

はじめに

先日の記事で、22年前の同時多発テロの日に、私がアメリカにいたことを書きました。その記事を書くために、当時の日記を読み返していて思い出したのですが、7か月間のアメリカ滞在中、2月の3連休を利用して、サンフランシスコからニューヨークに旅行しました。

その際、面白い体験をしましたので、今回はそのときの出来事について書いてみたいと思います。

ニューヨークへの旅行

旅行した当時は、サンフランシスコでホームステイをしていました。アメリカでは2月の第3月曜日が「大統領の日」(Presidents’ Day)として、祝日です。この年は「2月18日月曜日」が祝日となったため、「2月15日金曜日~18日月曜日」の期間で、ニューヨークに旅行することにしました。

旅行の一番の目的は、同時多発テロの現場となった「グラウンドゼロ」(ワールドトレードセンター跡地)に行くことでしたが、日記によれば、ニューヨーク証券取引所、エンパイアステートビル、タイムズスクエア、セントラルパーク、チャイナタウン、ブロードウェイ、5番街、ブルックリンブリッジその他にも訪問したようです。ただ、グラウンドゼロの印象が強すぎて、その他の訪問場所の記憶はほとんどありません

ラッキーな体験

旅行を終え、ニューヨークからサンフランシスコに帰る飛行機の中で、とてもラッキーな出来事がありました。結論を言いますと、帰りの飛行機は、エコノミークラスの料金で、ファーストクラスに乗ることができました

帰りの飛行機はユナイテッド航空のエコノミークラスを予約していました。東海岸にあるニューヨーク(ニューアーク・リバティー国際空港)から、西海岸にあるサンフランシスコ(サンフランシスコ国際空港)までは、アメリカ大陸を横断する形ですので、6時間ほどかかります

私はチケットに記載してあるエコノミークラスの座席に座って、出発を待っていました。すると、一人のビジネスマン風の男性が私に声をかけてきたのです。

その時の状況は、以下のような感じでした。

ビジネスマン:私のファーストクラスの座席と、あなたの座席を交換してくれませんか?

:??

ビジネスマン:(私の隣席の母子を示しながら)実はこの2人は私の家族でして、あなたが座席を交換してくれれば、家族と一緒に座れるんです

:そんなことしてもらっていいんですか??

周囲の乗客:めちゃラッキーやん

:それでは、交換させてください

周囲の乗客:裏山

おわりに

客室乗務員へは、そのビジネスマンが話を通してくれたようです。私はまんまとファーストクラスに乗ることができました

ただ、ファーストクラスに移った後、客室乗務員はやや塩対応な感じでした。「このジャパニーズはラッキーでファーストクラスにいるだけ」という雰囲気を感じました。まあ仕方ないですが。

後にも先にも、ファーストクラスに乗ったのはその1回だけですが、座席が広かったのと、食事内容がよかったことは覚えています。食事については、料理だけでなく、ナイフやフォーク、器もプラスチック製ではないものが使われていました。

そのビジネスマンは恐らく出張で、勤務先からファーストクラスのチケットをもらっていて、家族分は自分で購入したのだと思います。出張の日程とあわせて、家族旅行をしたのでしょうか?

アメリカの国内線ではありますが、飛行時間の長い路線ですので、ファーストクラスだとかなりの金額がしたはずです。

自慢みたいな内容になってしまってすみません。自慢話の類は、ブログでは読者が集まらないのも分かっているのですが、ちょっと面白い体験だと思いましたので、記事にしてみました。

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