はじめに
先日の記事に書きましたが、会社員時代に16年以上愛用していた腕時計に不具合(りゅうずが回らない)があり、セイコーに修理に出していました。
この度、修理が完了し、腕時計が戻ってきました。
修理に出していたのは、こちらの腕時計です(修理後の写真)。
修理の流れ
修理の流れは以下の通りでした。
5月31日:グランドセイコー公式ページにある「オンライン修理受付」から修理を依頼
6月2日:セイコーから「発送キット」が送られてくる
6月5日:発送キットに腕時計を入れて、宅配便でセイコーに送付
6月6日:セイコーから腕時計が到着した旨のメール
6月9日:セイコーから修理の見積もり(案2つ)がメールで到着
6月9日:「見積もり案2」で進めてほしい旨、セイコーにメール
6月22日:セイコーから修理完了のメール
6月22日:クレジットカードで修理代金の決済手続
6月23日:セイコーから腕時計発送の連絡メール
6月24日:宅配便で腕時計が到着
修理にいくらかかったのか?
オンラインで修理の依頼をしてから、腕時計が戻ってくるまで、1か月近くかかりました。
当初は、りゅうずの修理と電池交換が目的だったのですが、せっかくの機会なので、その他の補修や、「コンプリートサービス」と呼ばれているオーバーホールもやってもらうことにしました。
具体的には、以下の内容をやってもらいました。
【今回やってもらった内容】
A.時計機械部の分解、洗浄、組立、注油、点検、調整
B.電池及びパッキンの交換
C.りゅうずの修理
D.防水性能維持のためのケース補修
E.ケース及びバンドのライトポリッシュ
最終的な修理代金は、上記すべてを含めて「54,010円」(税込・送料含む)でした。
おわりに
一般的に、今回行ったようなオーバーホールは、3年~4年に1回は行うことが推奨されています。
私も前回は、3年くらい前の電池交換の時に、オーバーホールを行いました。
今回はりゅうずの修理やケースの補修を行っているので、その分料金が高いのですが、電池交換とオーバーホールだけであれば、「43,340円」です。
「43,340円」あれば、腕時計が買えますので、「3年ごとに4万円くらいの腕時計を買い替える」のと同じくらいのコストがかかっていることになります。
ただ私は、それだけのコストをかけても、今回修理に出した腕時計を使い続けたいと思っています。
FIRE後は、めっきり腕時計を使わなくなりましたが、一生維持し続けていきたいと思っています。
補足(はじめて知ったこと)
修理後の腕時計と一緒に、時計の取り扱いが書かれた小冊子が同封されていました。その小冊子をみてはじめて知ったことがあります。
私の腕時計のようなカレンダー機能がついている時計は、30日までの月の翌月に、手動で日付を合わせる必要があります。
手動で日付を合わせる際には、「午後9時~午前4時」は避けた方がよいとのことです。
カレンダーはこの時間帯にゆっくり切り替わっており、この時間帯にカレンダーを操作すると、部品に対して二重に力が加わってしまい、部品が破損する恐れがあるとのことでした。