静岡への旅行⑥（石のや編）

はじめに

5月25日（土）から31日（金）までの6泊7日で、両親と旅行に行ってきました。1年ぶりの旅行になります。前回は「神奈川及び静岡」に行ったのですが、今回は「静岡のみ」に行きました。

宿泊場所は以下の通りです。いずれの施設も、宿泊したのは今回が初めてです。

前回の記事では、修善寺での観光について書きました。今回は「石のや 伊豆長岡」での滞在について書きたいと思います。

「石のや 伊豆長岡」について

「石のや 伊豆長岡」は伊豆長岡温泉に立地しています（画像は「ゆこゆこ」ホームページより）。

「石のや 伊豆長岡」は、約2,000坪の日本庭園を囲むように離れの客室（全22室）が配置された温泉旅館です（画像は公式ページより）。貸会議室を行っている上場企業の㈱ティーケーピーが「ホテル・宿泊研修事業」の一環として運営している旅館で、企業等が一棟まるごと借りることも可能なようです。

上の画像を見るだけでは分からないのですが、日本庭園は平坦ではなく、かなりの高低差があります。イメージとしては、フロント（ロビー）が一番低い位置にあり、その他の客室はフロントよりも高い位置にある感じです。

私は高低差があることを、予約した時点では知りませんでした。予約後にネットで当旅館のことを調べていて初めて知りました。

私が予約したのは「【1階2間－岩風呂－】温泉露天付スイートツインルーム」という部屋で、同タイプの部屋は「薩摩」「有田」「美濃」の3部屋です。このうち、「薩摩」「有田」はフロントからかなり高い位置にあり、食事会場（朝日・萩）やフロントに行く都度、階段（石段）を上り下りしないといけません。

旅館の口コミをみても、「旅館内の移動が大変」とか「石段が滑って危ない」といったことが書かれていました。父親（88歳）は足腰が弱っているため、「薩摩」や「有田」になってしまうのは絶対に避けたいと思いました。

部屋割りについては、基本的には旅館が決めるのですが、旅館側に確認したところ、「必ずしも希望通りになるとの保証はできないが、希望の部屋があればリクエストには応じる」とのことでしたので、旅行に行く数日前に、「両親が高齢で足腰が弱っているため、最もフロントに近い「美濃」にしてもらえるとありがたい」とリクエストしておきました。

当日チェックインしたところ、無事に「美濃」になっていました。「美濃」は、フロントのすぐ横にあり、食事会場へは多少の階段があるものの、旅館内では移動が楽な部屋です。車椅子で入室できるようになっており、バリアフリー対応の部屋でした。車椅子で客室露天風呂に直接行けるようになっていることもあり、客室露天風呂がとても広いです。私はこれまでかなりの客室露天風呂を利用してきましたが、過去一で広いと思います。

「薩摩」（92㎡）や「有田」（90㎡）と比べて「美濃」（68㎡）は狭いのですが、「美濃」にして大正解だったと思います。「薩摩」や「有田」だった場合は、食事会場に行くだけで一苦労だったはずです（幸い天気は晴れましたが、雨だったらもっと大変だったはず）。

部屋が狭い代わりに、ちょっとした専用の庭もありました。

ちなみに、私が宿泊した期間は、大浴場が改修工事を行っており、利用することができませんでした。貸切風呂はなく、客室露天風呂のみを利用しました。

食事について

1日目の夕食の主な内容は以下の通りです。

2日目の朝食の内容は以下の通りです。

2日目の夕食の主な内容は以下の通りです。

3日目の朝食の内容は以下の通りです。

良かったところ・悪かったところ

良かった点は以下の通りです。

一方で、悪かった点は以下の通りです。

あらためて私は、旅館の部屋については、広く、眺めの良い、露天風呂の付いたデッキ（テラス）があることが重要であるのを認識しました。その点で、「石のや」については、テラスがないことが致命的な欠点でした。

宿泊費用について

今回の宿泊費用は以下の通りです（入湯税除く）。楽天トラベルのキャンペーン（「LUXURY DAYS」「5と0のつく日」）を利用しています。

楽天ポイントを考慮した実質的な宿泊費用は「1泊29,546円」でした。

おわりに

当旅館は日本庭園を備え、昭和40年代に建てられた、日本の伝統的な建築様式を売りにしていることから分かるように、主として外国人客をターゲットにしているように思います。

旅館のすぐ近くには、富士山が望める「伊豆パノラマパーク」があり、そちらも外国人客に人気のようです（私は伊豆パノラマパークには数年前に行っているため、今回は行きませんでした）。

今回、1年ぶりに6泊7日の旅行を両親としましたが、両親が喜んでいたので、行ってとても良かったと思います。

両親と旅行する際には、夜に母親とオセロをすることが恒例になっています（毎回自宅からオセロを持参します）。今回の旅行でもかなりの回数をやりましたが、1回だけ負けてしまいました。母親は80歳ですが、パズルが趣味で頭の回転もかなり速いです。

次回は秋ごろにまた両親と旅行に行けたらいいなと思っています。