はじめに
先日(1月26日)、楽天証券口座にログインしたところ、私が特定口座で保有している「楽天レバナス」の含み益が「+500万円」を超えていました。
今回は、これまで私が「楽天レバナス」に投資してきた経緯や、今後の投資方針、現在抱えている悩み等について書いてみたいと思います。
SPXLでの大失敗
私がレバレッジ商品に投資したのは「楽天レバナス」が最初ではありません。楽天証券口座を開設し、初めて投資した「2020年2月」の時点で既に、「SPXL」に投資していました。「SPXL」は「S&P500指数の日々の値動きの3倍を目指すレバレッジETF」です。
レバレッジ商品は投資初心者が買ってよい商品ではないですが、ネット情報に踊らされて手を出してしまったのです。その後、コロナショックで「SPXL」の株価は大きく下落しました。下落とともにナンピン買いを続けましたが、含み損の金額が日々拡大していくのに耐えられなくなり、株価が戻ってきた「2020年6月」に、「294株」を、「売却単価@48.00ドル・総額約152万円」で売却しました。「約9万円」の売却益でした。
ちなみに、2024年1月26日現在の「SPXL」の株価は「@111.32ドル」ですので、もし売却していなければ為替変動分も考慮して「+340万円」程度の含み益になっていたはずです。売却は大失敗でした。まさに初心者だからこその失敗です。
楽天レバナスに投資した経緯
楽天証券口座の取引履歴をみると、私が「楽天レバナス」に投資したのは、「2022年5月」が最初です。特定口座で「30万円分」をスポット購入しています。その後、たびたびスポット購入するとともに、「2022年8月」からは、「毎月5万円」のクレカ積立も開始しました。
クレカ積立は「2023年12月」まで続け、2024年以降はスポット購入、クレカ積立ともに行っていません。これまでの取得総額は、上の画像にあります通り、「565万円」になります。
私が「楽天レバナス」を購入したのは、2022年に入り、米国での利上げの影響で、NASDAQの株価が大きく下げていたからです。購入前から「楽天レバナス」の株価をウォッチしていましたが、当初「10,000円」だった基準価額が、「5,350円」まで下がったところで初めて購入しました。その後、最も安い時では「3,797円」(2023年1月)で購入しています。
おわりに ~私の悩み~
「楽天レバナス」の現在(1月26日)の基準価額は「8,284円」となっており、「直近1年の株価推移」は以下の通りです。
過去に「SPXL」で大失敗したことで、レバレッジ商品に対する投資の経験値が上がり、「楽天レバナス」での含み益「+500万円」実現につながっているように思います。「SPXL」を売却してしまったために実現しなかった「+340万円」を「楽天レバナス」で取り返すことができました。
私はブログ読者の方にお詫びしなければならないことがあります。それは、「楽天レバナス等レバレッジ商品への投資について」という過去記事において、「レバレッジ商品への投資枠は保有資産総額の5%までと決めています」と、ドヤ顔で書いていたにもかかわらず、それを実行していないことです。
私の現在の保有資産総額は「約1億9千万円」ですので、この基準に従えば、「950万円まで」しか「楽天レバナス」を保有できないはずですが、時価評価額が「1千万円」を超えた現在も売却できないでいます。今後も基準価額が上昇していくのではないかとのスケベ心が、売却を妨げているのです。
また、投資経験が長くなるにつれて、「リスク許容度」が以前よりも上がっており、「レバレッジ商品への投資枠」を「保有資産総額の10%くらいまで」上げてもよいのではないかとの感覚も持っています。
偉そうに投資に関する記事を書いていますが、所詮私も投資歴4年に満たない投資初心者です。私には現時点で利確することが、何となくもったいなくてできません。ごめんなさい。
「楽天レバナス」については、追加投資はせず、このままの状態で当面は保有を継続するつもりです。とはいえ、レバレッジ商品はいくら含み益が積みあがったとしても、大きな下落が来れば、その含み益はすぐに吹き飛ぶ可能性があり、長期保有には向かないことも理解しています。ルールを決めてどこかで売却することが必要になってきますが、私はそのルールをどうするかで悩んでいるのです。