年内に行うべき「新NISA積立予約」の方法

資産運用・米国株投資

はじめに

私は新NISA口座をどの証券会社で開設するかについては、現在一般NISA口座を開設している楽天証券にするか、あるいは投信保有ポイント面で有利なSBI証券にするかで悩んでいました。

最終的には、昨日の記事に書きました通り、楽天証券で新NISA口座を開設することにしました

どの証券会社を選ぶかについての正解はなく、それぞれの方がベストだと思える証券会社を選べば、それが正解だと思います。

楽天証券では、「11月13日」から、「新NISA積立予約」を開始するとのことですので、今回はその手続内容等について書いてみたいと思います

新NISA積立予約とは?

これまで楽天証券で一般NISA、つみたてNISAの積立設定を行っていた場合、新NISA口座開設後もその設定が引き継がれます。具体的には、以下の通りに引き継がれます。

一般NISAでの積立設定:新NISAの「成長投資枠」に引き継がれる

つみたてNISAでの積立設定:新NISAの「つみたて投資枠」に引き継がれる

したがいまして、特に何の手続きを行わなくても、来年1月に新NISAがスタートすれば、現行NISAでの積立内容のまま投資が行われます

しかし、新NISAでは年間に投資できる枠が「成長投資枠240万円」、「つみたて投資枠120万円」と、現行NISA(一般NISA120万円、つみたてNISA40万円)よりも拡大されているため、現行での積立内容のままでは、枠が余ってしまうことになります。

新NISAは現行NISAと異なり、年間の枠を使い切らなくても、枠が消滅してしまうことがないため、現行NISAのペースのままで、継続的に投資を行うのもよいと思います。

ただ、新NISAでは、これまでよりも積立額を増やそうと考えている人も多いと思います。そのような人は、楽天証券の「新NISA積立予約サービス」で、あらかじめ積立額を増額しておくことで、来年1月からすぐに、新たな金額での積立がスタートできるようになります。

以上をまとめますと、以下のような方は、「新NISA積立予約サービス」を利用した方がよいと考えられます。

来年1月から積立金額を増やしたい人

現在特定口座で行っている投信積立を新NISA口座に変更したい人

現在特定口座で行っている米株積立を新NISA口座に変更したい人

新NISA口座を、他の証券会社から楽天証券に変更した人で、1月から楽天カード・楽天キャッシュで投信積立を始めたい人

新NISA積立予約の方法

新NISA積立予約の方法以下の通りです。「11月13日」以降、こちらのページにある「積立予約へ進む」ボタンから手続きができるとのことです。

※画像は楽天証券ホームページより。

その他の詳細は、こちらのページをご参照ください。

「新NISA積立予約サービス」の「予約受付期間」「11月13日~12月28日」とのことですが、楽天カード、楽天キャッシュを使った積立設定の予約は「12月12日まで」(来年1月から積立を開始したい場合)とのことですので、以下の期間内に積立予約を行う必要があります

【新NISA積立予約可能な期間】
※楽天カード、楽天キャッシュを使った積立設定を行う場合

11月13日~12月12日

おわりに

私は現行の一般NISAでは、積立投資ではなく、スポット投資を行っていました。したがいまして、特に積立設定を行っていません

新NISAの成長投資枠では、年初早い段階でのスポット投資で、年間240万円の枠を埋める予定です。

一方で、つみたて投資枠については、「新NISA積立予約サービス」で予め積立設定をしておく予定です。

なお、つみたて投資枠(年間120万円)の消化方法については、「毎月10万円の積立」にするのか、あるいはボーナス設定を使って一括で投資するのかは、まだ決めていません。

現在特定口座で行っている「米株積立」(毎週月曜日にVTI及びQQQを1株ずつ購入)は、新NISAスタート後は止めようと思っています

クレカ積立の月額上限が10万円になるとの報道もありますので、もう少し状況を見てから、どうするかを決めたいと思います。

詳細な手続内容は不明な点もありますが、現時点では「11月13日から12月12日まで」に新NISA積立予約を行う必要があることだけ、頭に入れておきたいと思います。

2023年11月16日追記

11月13日から楽天証券の「新NISA積立予約サービス」が開始し、私も予約を行いました。こちらの記事で積立予約の具体的なやり方を解説していますので、ご参照ください。

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