はじめに
これまで私はスマートウォッチについて、以下の2つの記事を書いています。
2024/08/23
「スマートウォッチの購入を検討している理由」
2024/09/01
「Pixel Watch 3を購入した理由」
Googleストアで注文していた「Pixel Watch 3」が先日到着し、3日間ほど使ってみましたので、今回はその感想を書いてみたいと思います。
なお、スマートウォッチを使うのは人生で初めてです。
私が購入したPixel Watch 3
私が購入した「Pixel Watch 3」は、以下の通りです(画像はGoogle公式より)。
機種:Pixel Watch 3(41mm・Bluetooth/Wi-Fi)
色:Matte Black/Obsidian(黒)
定価は「52,800円」ですが、スマホ(Pixel 8 Pro)を購入した際にもらった「Googleストアクレジット41,630円」を利用して、「11,170円」で購入しました。
私の使用条件
私は以下の設定で使用しています。
ウォッチフェイス:クラシック
ウォッチフェイスで表示する情報:
①天気、②心拍数、③日付、④歩数
使用条件
常時点灯:OFF
傾けて点灯:ON
タップで点灯:ON
自動消灯:10秒
電池持ちについて
初代の「Pixel Watch」、2代目の「Pixel Watch 2」ともに、電池持ちについては評判があまり良くありません。私が購入した「Pixel Watch 3」の電池持ちは、以下の通りでした。
なお、充電時(下の⑥の午後8時30分~午後9時の30分間)以外は、睡眠時も含めて「Pixel Watch 3」を腕につけた状態です。
①100%まで充電し、午後9時に使用開始(残量100%)
②午前0時30分に就寝(残量93%)
③午前9時に起床(残量81%)
④昼12時30分に散歩へ(残量73%)
⑤午後3時30分に帰宅(残量57%)
⑥午後8時30分に入浴(残量45%)。入浴中に充電(午後9時に残量100%)
④の散歩では、1時間程度、ウォーキングのデータ(歩数、心拍数、距離、位置情報等)を記録しました(歩数8千歩程度)。
私の使い方ですと、毎日充電しないと電池が持ちませんが、入浴中に充電が完了するため、それほど不満はありません。電池持ちは許容範囲だと思います。
初めてスマートウォッチを使ってみた感想
まず、「Pixel Watch 3」のデザインについてですが、購入前は丸っこいデザインが正直好きになれませんでした。しかし実際に手に取ってみると、安っぽさはなく、普通の時計と同じ丸いデザインの方が、アップルウォッチのような四角いデザインよりも、「スマートウォッチ感」がなくて良いかもしれないと、思い直しました。
ただし、画面が丸いと、どうしても表示領域に無駄がありますので(画面の上部と下部は表示領域の幅が狭くなってしまう)、その点はちょっと不満です。
スマホに届いたメールや通知を、「Pixel Watch 3」で確認できるのは、とても便利です。メール・通知ともに全文が確認できますし、メールは返信もできます。ただ、「Pixel Watch 3」の小さな画面で文章を書くのは現実的ではなく、音声入力による短文での返信がメインになると思います。
Pixelシリーズのスマホであれば、「Pixel Watch 3」でカメラアプリの遠隔操作(シャッターボタンや望遠操作等)もできます。旅行先の撮影等で便利かもしれません。
私は今回、「Pixel Watch 3」を購入するに際して、ヘルスケア関連の機能を最も期待していました。ヘルスケア関連の機能は、一定期間「Pixel Watch 3」を腕に付けていないと、アンロックされない機能(例えば、その日の体力回復状況を点数表示する「今日のエナジー」等)もあります。
したがって、現時点ではヘルスケア関連の機能が全て使えているわけではありませんが、特に「睡眠」に関するデータを表示してくれる機能は、とても興味深いです。毎日の睡眠内容について、以下のような計測結果を表示してくれ、睡眠の質が「睡眠スコア」として評価されます。
私は毎日、「午前0時30分~午前9時」の間、布団に入っていますので、漠然と「睡眠時間は8時間30分である」と考えていましたが、実際には布団に入っていても、目が覚めている時間が結構ありますので、実際の睡眠時間は結構少ないことを認識しました。
現時点では、集計されたデータを見ることしかできていませんが、ゆくゆくは集計されたデータを活用して、より健康になるための行動につなげることができればと考えています。
おわりに
今後は特に、ヘルスケア関連の機能を活用していきたいと考えています。現在は「Pixel Watch 3」を使うことで、どのような健康関連のデータが取れるのかを把握している段階です。歩数や心拍数だけでなく、有酸素運動負荷、ストレス等も計測できるようですが、それらのデータが意味することが理解できていない状況です。
将来的には計測したデータを確認することで、自分の日常行動を変え、それが健康増進につながっていけば、スマートウォッチは価格以上の価値があると思います。
なお、スマートウォッチのトラッキング性能がどこまで正確かについては、あまり当てにならないとのネット記事を読みました。個人的には、個々の具体的なデータの正確性にこだわることよりも、全体的なデータの傾向を掴むことが大事であると考えています。
私が「Pixel Watch 3」を購入してよかったか否かの評価は、今後の使い方次第であるともいえます。引き続き、毎日使い続けていきたいと思っています。