はじめに
私は2019年頃から、楽天ポイントでのポイ活を始めました。そのために楽天カードを作成したわけですが、その引き落とし口座として、2019年10月に開設したのが楽天銀行口座です。その後、2020年に楽天証券口座を開設した際にも、「マネーブリッジ」で連携させています。
現在は主に、楽天証券での投資資金を入れておくための口座として使っています。
先日、楽天銀行口座にログインしたところ、利息が振り込まれているのに気がつきました。
今回振り込まれた利息
調べてみたところ、楽天銀行の利払い日は、「毎年3月31日と9月30日の年2回」だそうです。今回振り込まれた利息は、半年分で「2,499円」でした。
私は通常、楽天銀行口座は「900万円~1,000万円程度」の残高になるように、コントロールしています。ちなみに現在の残高は「922万円」です。
楽天銀行口座と楽天証券口座を連携(マネーブリッジ)させると、通常「年0.02%」の普通預金金利が、「年0.10%」になります。かつては、口座残高がいくらであっても、口座残高の全てに「年0.10%」の利息が付いていたのですが、「2022年4月1日」から以下の通り改悪されています。
口座の残高が「922万円」の場合であれば、うち「300万円」については「年0.10%」、「622万円」については「年0.04%」の利息がもらえることになりますので、年間の利息は「5,488円」(税引前)になります。
一方、改悪前は「922万円」全てに「年0.10%」の利率が適用されましたので、年間の利息は「9,220円」(税引前)でした。実に年間で「▲3,732円」も利息が減ってしまったことになります。
おわりに
日銀がマイナス金利政策を解除したことで、普通預金利息の利率を上げる銀行も出てきました。メガバンク各行も「年0.001%」から「年0.02%」(20倍)に引き上げています。この「年0.02%」という数字は、マネーブリッジを行わない場合の、楽天銀行の普通預金金利と同じです。
楽天銀行からは今のところ何のアナウンスもないようですが、ぜひ金利を上げてほしいと思っています。
ただし、楽天銀行では定期的に、預金残高を増やすと現金がもれなくプレゼントされるキャンペーンを開催しており、私は前回は2月に開催されたキャンペーンに参加しました。「3月29日」には「2月キャンペーン参加分」の「2,000円」が無事に振り込まれていました。
この「2,000円」はキャンペーンに参加しさえすれば必ずもらえるという意味で、利息のようなものですので、このキャンペーン報酬を加味すれば、楽天銀行は依然としてメリットの大きい銀行であると考えています。