はじめに
5月14日(日)から19日(金)までの5泊6日で、両親と旅行に行ってきました。
5月14日:富士屋ホテル
(神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下)
5月15日:御宿 風月無辺
(静岡県賀茂郡東伊豆町大川)
5月16日:御宿 風月無辺
(静岡県賀茂郡東伊豆町大川)
5月17日:東府や Resort & Spa-Izu
(静岡県伊豆市吉奈)
5月18日:東府や Resort & Spa-Izu
(静岡県伊豆市吉奈)
今回の記事では、「東府や編 その1」と題しまして、「17日の東府や到着~18日朝食まで」を書いてみたいと思います(「富士屋ホテル編」「風月無辺編」も併せてお読みいただけますと幸いです)。
「東府や Resort & Spa-Izu」について
「東府や」は、静岡県伊豆市の吉奈温泉に立地する温泉旅館です。
私は知らなかったのですが、吉奈温泉は、奈良時代に行基によって発見された伊豆最古の温泉とのことです。
徳川家康の側室であった「お万の方」が子宝祈願で入湯し、後の徳川頼宣(紀州徳川家初代藩主。吉宗の祖父)及び徳川頼房(水戸徳川家初代藩主。水戸黄門の父)を授かり、徳川家繁栄の礎となったことから、「子宝の湯」として知られています。
ちなみにここでいう「お万の方」は「養珠院 お万の方」です。家康の側室には複数の「お万の方」がおり、現在放送中の大河ドラマに出ているお万の方(「長勝院 お万の方」)とは別人です。ややこしいですね。
私は「東府や」については名前程度しか知りませんでしたが、楽天トラベルでの口コミ評価も高かったので、今回初めて宿泊しました。
3万6千坪の広大な敷地を縫うように流れる吉奈川に沿って(敷地内に3つの橋があります)、フロント、客室(全30室)、食事処、庭園、ベーカリー等を配置し、「和のリゾート」を形成しています。
チェックイン~部屋まで
敷地内の配置図は以下の通りです。フロントでチェックイン後、従業員の方の案内を受けながら、部屋まで歩きました。
宿泊したのは配置図右端の「136号室 桔梗」です。
配置図をご覧いただくと分かります通り、左下のフロントから最も遠い位置になるため、チェックイン後、部屋に行くまでにほぼ敷地内を横断する形になります(フロントから徒歩5分程度)。
入口↓
ロビー↓
渡り廊下(香風橋)↓
芳泉橋(大正14年竣工)↓
大正館(食事処・ラウンジ)↓
宿泊した「136号室 桔梗」(写真右手前の2階建)↓
敷地内は緑が多く、静かでとても風情があり、よく整備されています。歩いているとなんだか贅沢な気分になれます。建物や調度品等、歴史を感じさせるものがたくさんあります。写真映えしそうな風景があちらこちらにあるので、ついたくさん写真を撮ってしまいました。
従業員の方の対応も非常に気持ちのよいものでした。
宿泊した部屋について
今回宿泊した部屋のタイプは「離れ 温泉露天付ヴィラスイート メゾネット洋室(川沿い)」です。
もともと「離れの平屋」が良かったのですが、楽天トラベルでは「3人宿泊」の場合はメゾネットしか選べないようでした。
客室露天風呂は2階にあります。ベッドは1階に1台、2階に2台あります。トイレ・洗面は1階、2階両方にあります。
部屋の様子は以下の通りです。
1階↓
1階テラス↓
1階テラスからの眺め↓
2階↓
2階テラス↓
客室露天風呂↓
貸切風呂について
当旅館には2つの貸切風呂があり、宿泊者は予約制で利用できます(無料)。
私は、「子宝の湯」(本館)、「伴の湯」(西館)のうち、広めの「子宝の湯」を予約しました。
貸切風呂から川は見えませんが、近くに川があるからなのか、カニが入浴しに来ました!
入浴しに来たカニ↓
子宝の湯から石段を上がると「子持ち地蔵」があります↓
夕食について
初日の夕食会場は、宿泊した部屋の近くにある「大正館」という建物でした。
夕食については、「懐石料理」「牛豚しゃぶしゃぶ」の2つから選べるとのことでしたので、1泊目は「牛豚しゃぶしゃぶ」、2泊目は「懐石料理」にしました。
以下、1泊目の夕食の内容です。
メインのしゃぶしゃぶ以外にも「金目鯛の煮付」や「お造り」が出され、かなりのボリュームでした。
金目鯛の煮付は、尻尾の部分が揚げてあり、まるでおせんべい(えびせんべい)のような食感でした。尻尾を食べたのは初めてですが、こんな食べ方もあるんですね。
しゃぶしゃぶについては、牛肉は「愛鷹牛」、豚肉は「金豚王」という地元のブランド肉で、いずれもとても柔らかく、ほどよい脂身でした。
両親はあまり量を食べないので、しゃぶしゃぶについては、「3分の2くらい」を私が食べたのではないでしょうか。かなりお腹いっぱいでしたが、完食できました。
夜景について
夕食後に、敷地内をぶらぶら歩いてみたのですが、夜は昼間の雰囲気とはガラッと変わって、ロマンチックな雰囲気になります。
家族で来るのもいいですが、アベック(死語)で来るととてもよい雰囲気になれそうです。
朝食について
翌朝の朝食会場も「大正館」でした。
朝食は「和朝食」と「洋朝食」から選べます。当旅館はベーカリーを併設しており、パンがおいしいと評判のため、洋朝食の方が人気があるようです。
私は、1回目の朝食は「洋朝食」、2回目は「和朝食」としました。
以下、1回目の朝食の内容です。
大正館2階金本楼↓
おわりに
次回のブログ記事では「東府や編 その2」を書く予定です。
「東府や」の良かった点や悪かった点、宿泊費用等についても書きたいと思います(つづく)。