友達が一人もいません【FIRE2年目】

FIRE・早期退職

はじめに

Androidスマホではホーム画面を右にスワイプすると、Googleが選んだ「お勧めの記事」が出てきます。私は暇なときに、これらの記事を読むことが多いです。先日も読んでいたところ、以下の似たようなタイトルの2つの記事がお勧めとして出てきました

「友達が少なくても良い理由5選」

「友達の数は多い方がいいの?」

なぜ「友達の数」に関する記事が、2つも出てきたのかは分かりませんが、これらの記事を読んで、ちょっとした違和感を感じましたので、今回はこのことについて書いてみたいと思います。

なお、本記事で書いていることは、「FIRE2年目を迎えたコミュ障偏屈独身男」の戯言ですので、その点はご留意ください。また本記事で「友達」とは、「利害関係なく付き合える相手」を意味しています

「友達」は必要なのか?

これら2つの記事ではいずれも、「友達の数が少ないことを気にする必要はない。数よりも質が大切である」といった内容が書かれています。

いずれの記事でも、「友達は少数いればよい」とは書かれていますが、「友達が一人もいなくても問題ない」とは書かれていません。逆に言えば「友達が一人もいないのは問題である」と主張しているとも受け取れます。

この点に私はとても違和感を覚えました。

確かに、子供の頃や学生時代は友達は必要だと思います。私自身も、学生時代には人並みに友達もいました小学生時代には、放課後には毎日、友達と約束して野球をやったり鬼ごっこをやったりしていましたし、中学自体には部活に精を出していました高校時代には以前の記事にも書きましたように、友達とバンドをやっていました

高校生くらいまでは、まだ人格も形成されていないと思いますので、友達付き合いをすることで人格が形成されたり、社会性が身に付いたりといったメリットがあると思います。

しかし、社会人になって以降は、個人的な意見ですが、友達が一人もいなくても問題ないのではないかと思っています。

私自身は、社会人になってからも、同期社員とよくつるんでいました仕事の情報交換を兼ねて飲み会をやったりしていました。同期社員が友達のような存在だったと言えるかもしれませんが、その背後には「利害関係」がどうしても存在したように思います。

FIREして無職となった現在は、私には友達は一人もいませんゼロ人です。学生時代の友人とは音信不通ですし、会社員時代の同期とも連絡を取り合っていません日常的に関わりのある他人は、スーパーや飲食店の店員くらいです。

しかし現状それで困ることがあるかといえば、全く困っていないというのが本音です。特に何の問題もありませんし、友達が欲しいという気持ちも全くありません

要するに私は、「学生時代までは友達がいた方がよいが、社会人になってからは一人もいなくても問題ない」と本気で考えています。「友達は必要」というのは、世の中の思い込みなのではないでしょうか?

おわりに

私は散歩が日課なのですが、よく公園等で老人のグループを目にすることがあります。私はそういったグループ行動をみると、「面倒くさそうだな」と感じてしまいます。

本記事で書いたことは、やや極論かもしれません。しかし、FIREして人間関係がリセットされた状態になった今思うことは、「年齢を重ねて自立した状態になれば、友達は必要ない」ということです。

ただし、人間関係が不要だといいたいわけではありません。特に人生においては、家族との関係は絶対に必要だと思っています。また、人脈もあった方がよいと思います。私自身に結婚願望はありませんが、家族との関係は大切にしていきたいと考えています。

なお、以上で書いたことは、私が現在50代前半と、比較的若いから言えることなのかもしれません。60代、70代と年齢を重ねるにつれ、考え方が変わっていく可能性はあります。

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