はじめに
先日、ペイジーのキャンペーンに申し込んだ際、「職業」を選択する欄がありました。
職業を聞かれたのは、会社を退職してから初めてでしたので、ちょっと不意打ちをくらったような感じになってしまいました。
今回は、FIRE後に職業を聞かれた際、どう回答するかについて、検討してみたいと思います。
なお、本記事では、FIRE後も資産運用等で収入を得ている場合を想定しています。
考えられる選択肢
退職後の職業としては、以下のようなものが考えられると思います。
・無職
・主夫(婦)
・家事手伝い
・自営業・自由業
・投資家
・経営者
・パート・アルバイト
シチュエーションによって回答は異なる?
職業をどう答えるかは、シチュエーションによっても異なると思います。
例えば、面と向かって聞かれる場合と、何かのアンケートに記入する場合とでは、答え方が違ってくるようにも思います。
また、面と向かって聞かれなくても、クレジットカード申込時のようなケースも、単なるアンケート回答時とは答え方が違うような気がします。
ただ、いずれの場合でも、ウソをついてはいけません。
私の場合
アンケートに記入する職業
この場合は特に何も考えずに「無職」でよいと思います。
回答内容によって、他の何かに影響したり、不利益を被る可能性が低いからです。
クレジットカードの申込時に記入する職業
この場合は、慎重に検討する必要があります。
安易に「無職」としてしまうと、収入がないことになってしまうため、審査に落ちる可能性が極めて高くなるためです。
私の場合を考えてみますと、上記選択肢の中では、「無職」の他にも、「自営業・自由業」「投資家」が選べそうです。
「経営者」や「パート・アルバイト」だと、私の現状ではウソになってしまいます。
私の主な収入は、米国ETFからの分配金収入です。問題は、分配金収入がある状況をもって、「自営業・自由業」や「投資家」を選べるかということです。
「投資家」は何となく選べそうな気もします。しかし、私にとっては、「投資家」というと、ウォーレン・バフェットのような人が思い浮かぶので、「投資家」を選ぶのはおこがましい感じがします。「投資家(笑)」くらいであれば、ぴったりなのですが…
また、分配金収入をもって「自営業・自由業」を名乗ってウソにならないかですが、結論的には名乗っても問題ないのではないでしょうか。自力で収入を得ているからです。
それでは、クレジットカード申込時に、「投資家」と「自営業・自由業」のどちらを選ぶべきでしょうか?
そもそも、クレジットカード申込時に「投資家」という選択肢があるかは分かりませんが、仮にあった場合でも、個人的には「自営業・自由業」を選ぶ方が無難だと思います。
あくまでも私のイメージでしかないのですが、「投資家」だと「自営業・自由業」と比べて、収入の安定感がないように思え、クレジットカードの審査上、マイナス評価されてしまうように思えるからです(私見ですので、いろいろな考え方があると思います)。
面と向かって聞かれた場合に答える職業
私の個人的な考えですが、この場合も「自営業・自由業」がよいと思います。
初めて会った人などに、「ご職業は何ですか?」と聞かれたら、「会社を退職して、個人で事業を行っています」とまず回答すればよいのではないでしょうか。
それ以上突っ込まれたら、「個人でいろいろやっていまして。資産運用とかブログ運営とか…」とお茶を濁すのです。
今ふと、「ブロガー」(笑)という職業もあるかもと思いました。実際に、ネット上では「ブロガー」を名乗っている人がいます。ブログで収入を得ている人が名乗るのは問題ないと思います。
しかし私の場合、このブログでは1円も収入を得ていませんし、今後も得る予定はありません。
でも、「個人で資産運用とかブログ運営をしています」という回答はウソにはならないのではないでしょうか?
面と向かって「投資家です」というのは、自分の場合は気恥ずかしいです。現状はたまたま相場環境がよくて含み益もありますが、その含み益は自分の能力によるものではなく、単に相場のおかげであるからです。
相場環境が悪いときでも、利益を出せるだけの力がついたら、そのときは正々堂々と「投資家」を名乗ろうと思っています。
おわりに
私の職業について、結論的には以下を考えています。
A.アンケート回答など、職業による不利益がない場合:「無職」
B.クレジットカード申込時など、職業による不利益がある場合:「自営業・自由業」
C.面と向かって聞かれた場合:「自営業・自由業」
FIRE後の職業をどう答えるかについての考え方は、人それぞれだと思います。
ウソにならない範囲で、自分にとって最も有利で、聞こえのよい職業を選べばよいのではないでしょうか?
みなさんはどう思いますか?