楽天レバナスに投資して2年が経過した現在の状況

はじめに

先日（5月18日）、毎週末の保有資産公開記事を書くために楽天証券口座にログインしたところ、私が特定口座で保有している「楽天レバナス」（楽天レバレッジNASDAQ-100）の時価評価額が、投資簿価の「2倍」（利益率+100％）を超えていました。

投資簿価「5,650,004円」に対して、含み益「+5,880,961円」ですので、正確な利益率は「+104％」になります。

楽天レバナスの基準価額推移

「楽天レバナス」の基準価額の推移（設定来）は、以下の通りです。

「楽天レバナス」は「2021年11月」に新規設定されていますが、その後2022年に入ってからは、米国での利上げの影響で基準価額が大きく下落しました。当初「10,000円」だった基準価額は、2022年の年末から2023年の年初にかけて、「3,000円台」まで下落しています。現在は「8,888円」となっており、NASDAQが最高値を更新しているにもかかわらず、いまだに「10,000円」を下回っています。

私が楽天レバナスに投資した経緯と含み益の推移

私が「楽天レバナス」に初めて投資したのは、2年前の「2022年5月」です。当時、基準価額がだいぶ下がり、かなり割安感が出ていたことから、購入することにしました。特定口座で「30万円分」をスポット購入したのが最初です。その後、たびたびスポット購入するとともに、「2022年8月」からは、「毎月5万円」のクレカ積立も開始しました。

クレカ積立は「2023年12月」まで続け、2024年以降はスポット購入、クレカ積立ともに行っていません。これまでの取得総額は、上述の通り「565万円」になります。

私が保有している「楽天レバナス」について、「2023年5月20日～2024年5月18日」の含み益の推移は、以下の通りです。

含み益が最も小さかったのが「2023年10月28日」の「+1,622,945円」で、最も大きかったのが「2024年3月9日」の「+5,899,124円」です。

おわりに

「楽天レバナス」の利益率が「+100％」を超えたのは、「2024年5月18日」が初めてではなく、「2024年3月9日」にも超えていました。

「2023年5月」から「2023年11月」の約半年間は、基準価額の変動はあるものの、結果的に横ばい（正確にはマイナス）になっています。

上のグラフからも分かる通り、「楽天レバナス」は基準価額の変動が大きく、現時点での時価評価額が投資簿価の「2倍」になっているからといって、全く安心はできません。半年後には含み益がゼロになっている可能性もあり得ると思っています。

私は「レバレッジ商品への投資ルールを変更します」という過去記事で、「レバレッジ商品への投資ルール」を以下の通りとしています。

私が保有しているレバレッジ商品は、その大半が「楽天レバナス」です（一部、SPXLを保有）。「2024年5月18日現在」の保有資産総額は「約2億274万円」ですので、その10％である「2,027万円」まではレバレッジ商品を保有してよいことになります。現在の「楽天レバナス」の時価評価額は「1,153万円」ですので、まだまだ余裕があります。

当面は「楽天レバナス」に追加投資する考えはありませんが、現在保有している分は売却することなく、保有し続けようと考えています。

なお、「楽天レバナス」に関しましては、以下の過去記事もご参照ください。