楽天モバイル債の利息が振り込まれました【2024年8月】

資産運用・米国株投資

はじめに

私は「2023年2月」に、「楽天グループ㈱第22回無担保社債」(楽天モバイル債・利率3.3%)を「150万円分」購入し、現在も保有しています。同社債の利払日は「毎年2月10日および8月10日(年2回)」となっており、8月分の利息が振り込まれているか、確認してみました

楽天モバイル債の利息はいくらだったのか?

楽天証券口座にログインし、「マイメニュー」から「口座明細」を確認してみたところ、以下の通り、「8月9日付」で利息が振り込まれていました

利息は、半年間で「19,723円」でした。私は「150万円分」の楽天モバイル債を購入していますので、半年分の利息は、「150万円×利率3.3%÷2=24,750円」(税込)ということになります。「24,750円」から「所得税等20.315%相当5,027円」を控除すると、「19,723円」になります。

おわりに

楽天グループは「8月9日」に「2024年度第2四半期」(中間期)の決算発表を行いました。それによると、楽天グループの連結決算は以下の通り、前年同期間比で「増収・赤字幅縮小」となっています(下の画像は「決算短信」より)。

グループ全体の赤字幅は縮小したものの、セグメント別では、「インターネットサービス」(楽天市場等)及び「フィンテック」(楽天カード等)の利益を、「モバイル」(楽天モバイル)が食いつぶしている状況は変わりません

楽天モバイルでは、「プラチナバンド開始」(2024年6月)や「770万回線達成」(2024年8月)といった明るいニュースはあるものの、依然として巨額の赤字を計上しており、黒字化にはいましばらく時間がかかりそうな状況です。

先日、「フィンテック事業の再編時期を延期する」(当初予定2024年10月→2025年1月)との発表があり、同再編は社債償還資金(2025年だけで4,700億円)の調達が目的だと思っている私としては、「どうやって社債償還を乗り切るのだろうか」と心配になっていたのですが、この件については、楽天モバイルの一部設備を売却して借り直す「セール・アンド・リースバック」という手法で、豪投資ファンドから「最大3,000億円」調達することが決まったとの報道があります。

引き続き、楽天グループを応援しながらも、状況を注視していきたいと思っています。

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