退職日を迎えました

FIRE・早期退職

はじめに

私は本日5月31日に、25年間勤務した金融機関の退職日を迎えました。

今日は久しぶりに会社に行き、社長から辞令交付を受けるとともに、退職関連の事務手続を行いました。

退職日にやったこと

会社に到着するまで

4月1日から有休(40日間)を消化していたので、会社に行くのは3月31日以来(2か月ぶり)となります。

有休消化中はこれといった予定がなく、自分のしたいように過ごしてきたため、会社に行く予定があること自体、何となく憂鬱で、前日から気が重かったです。

スーツを着るのも2か月ぶりです。スーツに袖を通しながら、「一生でもう二度とスーツを着ることはないかもしれない」と思い、感慨深いものがありました。

辞令交付は「11時00分から」とのことだったので、15分前くらいに会社に到着しました。

退職関連の事務手続

会社到着後、まずは人事担当役員及び人事部長に挨拶しました。その後、人事担当者に以下の物を返却しました。

【会社への返却物】

A.健康保険証

B.社員証

一方、人事担当者からは以下の書類が渡されました。

【会社から渡された書類】

A.退職証明書

B.雇用保険被保険者証

C.住民税に係る給与所得者異動届出書

D.住民税決定通知書

E.4月・5月分給与明細

Cについては、今後仮に就職した場合、新しい勤務先に提出する書類のようです。

Dについては、毎年5月頃に会社から受領している書類です。昨年10月に行った「ふるさと納税」(16万2千円)に係る寄付金控除額(住民税からの控除分12万7千円)の記載もあり、一安心しました。

ちなみに一般的に、「ふるさと納税」を行った場合、Dに記載される寄付金控除額「ふるさと納税額マイナス2千円の金額」になります。ただ、私の場合は毎年確定申告を行っており、所得税からの寄付金控除分【(ふるさと納税額16万2千円-2千円)×所得税率20.42%=3万3千円程度】は既に還付を受けているため、Dには住民税からの控除分のみが記載されています。

Eについては、毎月の給与明細は、会社のメールアドレス宛に送られてくるのですが、私は4月以降は有休を取得し、会社貸与のノートパソコンやスマホも返却してしまっており、会社のメールアドレスに来たメールを確認する手段がないため、紙で給与明細をもらいました。

辞令交付・社長との面談

11時00分より、社長室で辞令交付があり、社長から辞令(「願いにより退職を承認する」)をいただきました。5月31日付の退職者は私1人だけでした。

辞令交付後、3分程度時間をいただき、社長と面談することができました。社長からは冒頭に「退職後どうするのか?」と聞かれましたが、「まだ明確には決まっていない」旨、答えました。その他は両親の話等、他愛もない話をし、当方からは改めて感謝の言葉を伝えて終わりました。

社長との面談後、これまでお世話になった方々で、在社されていた方に挨拶して、会社を後にしました。

おわりに

25年間の会社員生活はあっという間でした。改めて感じるのは、私が勤めていた会社は「本当に良い会社だった」ということです。退職時にこんなことが言えるのはつくづく幸せだと思います。

いわゆる「ホワイト企業」だったと思いますし、業務内容についても、大変ではありましたが、社会的意義のあるとてもやりがいのある仕事でした。

従業員であった私が言っても説得力がないかもしれませんが、「取引先の役に立つことを真に考えている会社」だったと思います。「顧客の利益を害してでも、自社の利益を得よう」というスタンスは全くない会社でした。

勤務先には今後もより一層発展していって欲しいと思いますし、若手社員を中心に、優秀な社員もたくさんいるので、きっと発展していくであろうことを確信しています。

ただ、私は退職したことは全く後悔していません。正しい選択であったと強く思います。勤務先の社員であったことを誇りに思いながら、今後は自分自身の人生を、自分でコントロールしながら生きていきたいと、改めて思いました。

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