はじめに
私が勤めていた会社では、「Sansan」という名刺管理アプリを使っていました。私は今年の５月末付で会社を退職しているのですが、個人のスマホにSansanがインストールしたままになっています。
会社退職と同時に、Sansanにはログインできなくなると思っていたのですが、なぜか今でも普通に使える状況です。
Sansanでは、自分が取り込んだ名刺を、同僚が閲覧すると、「あなたが取り込んだ名刺が同僚の役に立っています」という通知が、私のスマホに自動で届きますが、その通知が今でも、頻繁に届きます。
Sansanの通知で、後任や同僚の仕事ぶりが分かる
Sansanの通知で、私の後任や同僚が、私が担当していた会社にいつ電話をしたのかや、いつ名刺交換したのか等が分かります。
それによって、「後任は今、○○の仕事してるんだな」とか、「まだ○○さんと名刺交換していないということは、仕事が遅れてるんだな」とか、「今頃○○に訪問しているということは、仕事に苦戦してるんだな」、といったことが、推測できます。
Sansanからの情報を見る限りでは、後任は仕事があまりうまくいっていないように見受けられます。私は性格が悪いので、後任の仕事が順調でないと、「しめしめ」と思い、少しうれしい気持ちになります。後任の仕事があまりにも順調だと、「○○（私）が退職してよかった」などと、かつての同僚に思われてしまうからです。
おわりに
私がなぜ、未だにSansanにログインできるのかは分かりません。ひょっとすると、私のアカウントを削除してしまうと、私が取り込んだ名刺を他の社員が閲覧できなくなってしまうので、私のアカウントが削除できないのかもしれません。あるいは、システム管理者が、削除し忘れているだけなのでしょうか？
別に私は、今となってはSansanを使う必要がないので、退職後にSansanを使ったことはありません。あくまでもSansanから勝手に送られてくる、上記のような通知を受け取っているだけです。そもそも、私が使うと、私が未だにSansanを使っていることが、同僚に通知されてしまうと思いますので、使えません。
私はSansanのパスワードを忘れてしまったので、もし一度でもログアウトしてしまうと、二度とSansanが使えなくなってしまうと思います。
FIRE後に会社員時代の知り合いに連絡を取ることはないのかもしれませんが、FIRE後にもSansanのような名刺管理アプリが使い続けられれば、何かの役に立つかもしれないと、ふと思いました。
