はじめに
VポイントとTポイントの統合が「4月22日」に迫ってきました。統合後はVポイント及びTポイントが「新Vポイント」(青と黄色のVポイント)として生まれ変わります。
私が現在保有しているVポイント及びTポイントは、以下の通りです。
【私の現在の保有内容】
Vポイント:3,351ポイント
Tポイント:10,451ポイント
合計:13,802ポイント
今回は、VポイントとTポイントの統合に関して、調べてみた内容を書いてみたいと思います。
VポイントとTポイントの統合に関するQ&A
私自身が疑問に思った内容と、その回答は以下の通りです。
【Q1:現在保有しているそれぞれのポイントはどうなるのか?】
A:
・「4月21日まで」は、これまでと同様に使える。
・「4月22日以降」は、連携すれば「新Vポイント」として合算できる。
・「4月22日以降に連携しない場合」は、ポイントは合算されないが、旧Vポイント、旧Tポイントの機能の範囲内で、これまで同様に使える。
・「4月22日以降」も当面は、Tカード(プラスチックカード)が利用できる。ただし、将来的には「モバイルVカード」に移行される予定。
【Q2:連携の方法は?連携によってどうなるのか?】
A:
・VポイントとTポイントを両方持っている場合でも、「4月22日」に自動的に連携(合算)されるわけではない。
・VポイントとTポイントの連携は強制ではなく、連携せずに旧Vポイント、旧Tポイントとして利用を続けることも可能。
・「4月22日以降」に「Vpassアプリ」、「三井住友銀行アプリ」、「VポイントPayアプリ」等で連携の手続きが可能になる。
・連携によって、TポイントとVポイントの合算や、「VポイントPayアプリ」上で「モバイルVカード」が表示できるようになる。
・連携によってSMBCグループの「ポイントおまとめ手続き」が利用できるようになる(連携しないと、利用できなくなる点に注意)。
・連携することで、三井住友カード(Vポイント運営会社)とCCC(Tポイント運営会社)の間で個人情報が共有されてしまうものと考えられる。
【Q3:現在使用しているアプリはどうなるのか?】
A:アプリのアップデートにより、「4月22日以降」は以下のように変わる。
現在の「Vポイントアプリ」→「VポイントPayアプリ」
現在の「Tポイントアプリ」→「Vポイントアプリ」
現在の「モバイルTカードアプリ」→「モバイルVカードアプリ」
【Q4:新Vポイントの貯め方は?】
A:新Vポイントカードを提示して、三井住友カードで支払うことで、ポイントの二重取りができる。
【Q5:新Vポイントの有効期限は?】
A:ポイントの最終利用日から1年後が有効期限になる(自動延長)。
※現在保有しているポイントについては、連携後に全ての有効期限が一旦「2025年4月21日まで」となる。有効期限が延びる場合もあるが、短くなってしまうケースもあるので要注意。
【Q6:4月21日以前にやっておくべきことは?】
A:特になし。
【Q7:SBI証券でクレカ積立等を行っている場合の注意事項はあるか?】
A:現在SBI証券でVポイントをメインポイントにしていて、今後も新Vポイントをメインポイントとする場合には、「4月28日以降」にメインポイントの設定変更が必要になる。詳細は、以下の画像(SBI証券公式)を参照。
おわりに
上記の通り、連携するか否かは自由ですが、私は連携する予定です。
私は現在、Tポイントをほとんど利用していません。現在保有しているTポイント(10,451ポイント)は、かつて、ファミマTカードを登録したファミペイで楽天ギフトカードを購入していたことで貯まったものですが、その使いみちをどうするかで悩んでいました。
一般的にはTポイントは「ウェル活」で消費するのが王道だと思いますが、私はウェルシアを利用していません。また、「2024年9月以降」はTポイントがウェル活の対象外となることが決まっています(イオンによるウェルシア買収の影響)。
私としては、新Vポイントがスタートする「4月22日以降」に、この「10,451ポイント」を、三井住友カードの「キャッシュバック」(支払いへの充当)で使用しようと思っていたのですが、調べてみたところ、連携後に「キャッシュバック」で使えるのは、「三井住友カードの利用で貯まった新Vポイント」のみで、旧Tポイントは使えないようです。
ポイント合算後も、全ての新Vポイントが「キャッシュバック」で使えるわけではないということだとすれば、合算されたポイント数だけをみても、うち何ポイントが「キャッシュバック」に使えるのか不明な可能性があります。何らかの方法で、「三井住友カードの利用で貯まった新Vポイント」を区別して管理するものと考えられます。
もし旧Tポイントが「キャッシュバック」に使えなければ非常に残念ですが、実際に使えないかどうかは不明な点もあり、引き続き調べてみたいと思います。
それにしても、新しいポイントの名称も「Vポイント」になるとのことで、とても紛らわしいと思います。Vポイントの名前を残さずに、全く新しい名前にすればよいのにと思うのですが、大人の事情があるのだと思います。
Vポイントの名前を存続させることで、今回の統合に際しては、あくまでもVポイントの方がTポイントよりも上の立場であることを示したいのでしょうか?くだらない名前へのこだわりのために、ユーザーの利便性が落ちるというのは避けてほしいです。
※2024年4月23日注記
旧Tポイントが、三井住友カードの「キャッシュバック」に使えるのか否かにつき、三井住友カードのコールセンターに確認しました。
結論としては、「旧Tポイントもキャッシュバックに充当できる」とのことです。
さっそく私も「キャッシュバック」手続きをしてみたところ、無事に旧Tポイントを含む「13,814ポイント」を「キャッシュバック」に充当できました。以上、ご報告します。