はじめに
先日、父親(87歳)が入院したことをブログ記事にしました。その後、予定がある日以外はなるべく面会に行っていました。病院での父親は比較的元気そうだったので、安心していたのですが、レントゲンや血液検査の結果も改善しているとのことで、無事退院することになりました。
10日間の入院
父親が昨年3月に同じ病院に入院した際は、退院まで2週間かかりましたが、今回は10日間で済みました。入院した病院は同じですが、入院した理由は異なります。今回は「間質性肺炎」です。
ただし、間質性肺炎が完治しての退院ではありません。入院した当初のレントゲン検査では2つの影がみつかり、1つの影の原因は分かるが、もう1つの影の原因は分からないとのことでした。医者からは「何か最近、生活で変化はなかったか?何か肺炎の原因になるようなことで、思い当たることはないか?」との質問があり、母親が思いついたことを話していたようです。結局原因は分からずじまいだったのですが、血液検査等の数値が改善しているので、とりあえず退院となりました。
もう1つの影の原因
もう1つの影の原因として、私が最も疑わしいと思っているのは、父親が最近行っていた入れ歯修理です。父親は昨年9月頃から、毎週某大学病院に通い、入れ歯の不具合を修理してもらっていました。その修理の際には、毎回母親が同行していました。母親の話によれば、入れ歯を修理するために、歯科医師が入れ歯を削るのだそうですが、その際に削った入れ歯が粉塵として舞うとのことです。粉塵を吸い込む機械を使っているようですが、父親は削っている最中もマスク等をすることなく、2時間くらいは診察台に座ったままのようです。
私もネットでいろいろ調べてみたところ、歯科医師が肺炎になったケース等の事例がみつかり、これが今回の肺炎の原因の一つなのではないかと思うに至りました。
入院先の医師に対しては、母親から「入れ歯修理が肺炎の原因なのではないか」との話はしており、入院先の医師が、入れ歯治療をしている歯科医師に対して、より詳細な問い合わせ(入れ歯の材質が何か等)をすることになっています。問い合わせの結果は、退院までには分かりませんでしたが、今後結果によって、より具体的な治療方法が分かる可能性もあります。
おわりに
肺炎は完治していませんが、症状は改善し、退院できたので、とりあえずほっとしています。できれば、「もう1つの影」の原因も判明し、そちらの治療ができることを願います。
父親が入院中に面会していて思ったのは、「父親は入院しても、母や私が面会できるからよいが、独身の私が将来入院しても、来てくれる人がいない」ということです。こればかりは仕方ありません。
父親の退院には、私も付き添いました。最終的に、10日間入院しているうち、5日間は面会に行くことができましたが、これもFIREしていたおかげです。会社員であれば、週末くらいしか面会に行けなかったはずですので、FIREして改めてよかったと思いました。