はじめに
以前の記事にも書きましたが、オリエンタルランドの「株主用パスポート」を使って、5月10日金曜日に、両親とディズニーシーに行ってきました。
前回、「株主用パスポート」を利用してディズニーランドに行ったのが「2023年5月11日木曜日」でしたので、「ほぼ1年ぶり」のディズニーということになります。
この時期にディズニーに行ったのは、手持ちの「株主用パスポート」の期限が「6月末まで」だったこともありますが、「ゴールデンウィーク明け」は空いていることが期待できるからです。
ただし今回は、「金曜日」に行きました。もともとは、平日の中でも更に空いていることが期待できる「火・水・木」のいずれかに行く予定だったのですが、ここ最近の首都圏では平日の天気が悪く、唯一晴れるとの予報であった「5月11日金曜日」となりました。両親の通院等の都合上、その日がよかったというのもあります。
今回はディズニーシーで珍しい光景(写真あり)を目にすることもできました。少し長くなりますが、ぜひお読みいただけますと幸いです。
今回も電動カートを利用
昨年にディズニーランドに行った際、父親(88歳)が初めて「電動カート」を借りたのですが、今回もまた借りることにしました。
ディズニーランド及びシーでは、「車イス」(1日500円)、「介助用電動車イス」(1日1,000円)、「電動カート」(1日2,000円)の3種類を借りることができます。
昨年、ディズニーランドでキャストの方に伺ったところ、ディズニーランドには8台の電動カートがあるとのことでしたが、午前10時過ぎに借りた時点では最後の1台でした。もう少し遅く行っていたら、借りられなかった可能性があります。
そこで今回は、電動カートを確保する目的だけのために、「午前9時前」にはディズニーシーに到着しました。そのおかげもあり、ディズニーシーに到着した時点では、少なくとも「4台以上」は電動カートの在庫がありました。
もし、ディズニーで電動カートを借りる予定の方がいらっしゃいましたら、できるだけ早めに到着することをお勧めします。
園内の様子
1年前のディズニーランド訪問は「GW明けの平日木曜日」でしたが、想像以上に混雑しており、家族連れや若者グループ、修学旅行生、外国人観光客等が万遍なく来園していました。今回は「GW明けの平日」というのは同じですが、「金曜日」です。
金曜日や月曜日は、土日と併せて3連休にできるため、有休を取る会社員が、他の曜日よりは多いと考えられます。しかも「5月10日金曜日」は、快晴の予報であり、かなりの混雑を覚悟していました。
予想通り、到着時点では入園ゲートが長蛇の列になっており、すぐには入園できない状態でした。客層は若者のグループが最も多かった印象ですが、外国人観光客も多かったです。
参加できたアトラクション・見学できたショー
結果的には、以下の6つのアトラクション(①~⑥)に参加し、2つのショー(A・B)を見学することができました。
(※参加・見学順)
①トランジットスチーマーライン
②マジックランプシアター
③ニモ&フレンズ・シーライダー
(アクアトピアに参加しようとするも参加できず)
④ビッグシティ・ヴィークル
(ニューヨーク・デリにて昼食)
(ヴェネツィアン・ゴンドラに参加しようとするも参加できず)
⑤フォートレス・エクスプロレーション
ショーA:「ファンタジースプリングス」スペシャルグリーティング
(キャストの方にステッカーをもらう)
⑥海底2万マイル
(ヴェネツィアン・ゴンドラに再度参加しようとするも参加できず)
ショーB:ビリーヴ!シー・オブ・ドリームス
各アトラクションやショーについて ~珍しい出来事~
アトラクションに参加する前に、ディズニーのアプリで、ショー(ビッグバンドビート)の「エントリー受付」をしたのですが、残念ながら抽選で外れてしまいました。
また、「プライオリティパス」(無料のアトラクション予約)で、まずは「マジックランプシアター」を予約しました。個人的には「インディ・ジョーンズ」がよかったのですが、母親が動きの激しいものが苦手なので、「マジックランプシアター」にしました。
その後、最初のアトラクションとして、「①トランジットスチーマーライン」に参加しました。「①トランジットスチーマーライン」については、電動カートごと乗船可能です。車イスの方は、一般客とは別に、一番前の席に案内されるようです。
②マジックランプシアターは「プライオリティパス」を取得しました。
③ニモ&フレンズ・シーライダーは「プライオリティパス」を取得しました。
③ニモ&フレンズ・シーライダーに参加した後、すぐ横にある「アクアトピア」に参加しようと並んだのですが、「安全装置が作動した」とのことで、急遽アトラクションが中止になってしまいました。
同アトラクションに参加中の客は、水の上で停止状態になってしまっていました。様子をしばらく見ていたのですが、池の水を排水した後、キャストの方が停止状態になっている客に長靴を渡し、客は排水後の池を歩いて戻っていました。結局、安全装置が作動した理由は分かりませんでした。
※停止状態の客を救出しに行くキャスト
※キャストに救出される客
※長靴をはいて、池の上を歩いて帰る客(キャストの方が傘を持っている理由は謎です)
思いもよらず、珍しい出来事があったため、しばらく様子をみていました。写真を載せましたが、この手の写真はディズニー側が最も嫌うものであると考えられ、場合によっては削除要請があるかもしれません。問題があるようであれば削除します。
このアトラクション中止によって、並んでいた客はすぐに解散させられていました。客の中には30分くらい並んだ挙句、「アクアトピア」に参加できなかった人もいたようで、文句を言っている人もいました。私はほとんど並んでいなかったので不幸中の幸いでした。
④ビッグシティ・ヴィークル
(ニューヨーク・デリでの昼食)
遅めの昼食の後、近くの「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に参加しようとしたのですが、「16時05分」からショー(「ファンタジースプリングス」スペシャルグリーティング)が開催される関係で、一時的に運営が中断されるとのアナウンスがあり、参加できませんでした。
「ヴェネツィアン・ゴンドラ」のかわりに行ったのが、⑤フォートレス・エクスプロレーションです。このアトラクションは、自ら園内を歩いて謎を解くものです。「16時05分」からのショーが始まる直前だったため、謎解きの受付だけ行ってすぐにショーの見学をすることになりました。結局、謎解きはしませんでしたので、次回、ディズニーシーに行く際に、再度やりたいと思います。
ここで、1つめののショーである「ファンタジースプリングス」スペシャルグリーティングを見学しました。正面ではなく、後ろ側にある橋の上から遠目で観たので、あまりよく見えませんでした(下の写真はスマホの望遠で撮影)。
ショーが終わった後、近くにいたキャストの方が声をかけてきました。電動カートを使っている父が、ショーに向かって手を振っているのを見ていたのか、キャストの方が、「19時15分からのショー(ビリーヴ!)は車イス専用の鑑賞エリアがあり、そこからだととてもよく見えますよ」と、ご親切にも教えてくれたのです。あわせて、6月に誕生する新エリアである「ファンタジースプリングス」のロゴが入ったステッカーを3枚(1枚ずつ)くれました。ディズニーは、この手の、キャストから客への声かけがあるのが、素晴らしいところだと思います。
次は⑥海底2万マイルです。これも「プライオリティパス」を取得しました。
次に、再度「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に行ってみることにしました。アプリ上では運営が再開されており、待ち時間は25分くらいだったと思います。ところが、行ってみたところ、また「19時15分」からショー(ビリーヴ!シー・オブ・ドリームス)が開催される関係で、一時的に運営が中断されるとのアナウンスがあり、参加できませんでした。電動カートでようやくたどりついたので、がっくりです。「ヴェネツィアン・ゴンドラ」がこんなに何度も中断するとは知りませんでした。
最後は、2つめのショーであるビリーヴ!シー・オブ・ドリームスを見学することにしました。上記の通り、キャストの方に教えていただいた「車イス専用の鑑賞エリア」に、1時間前くらいに行きました。同エリアも既に他の方が来ていましたが、一般席ほどの混雑はなく、1列目を確保できました。
なお、車イス使用者である父親以外(母親と私)は、車イス使用者の後ろで、しゃがんで観る必要があります。隙間から観るだけなので、ばっちり見えるわけではありませんが、かなり前方で、観ることができるので、一般の方よりもかなり優遇されていると思います。
ディズニーで夜のショーを見るのは数十年ぶりでしたが、音、映像ともに大迫力で、とても楽しめました。ショー最中の写真は撮っていません。ちなみに、当日は強風だったため、一部の演出が変更になっていたようでした。ショーの後の花火も中止となりました。
※ショー開演前の準備
※ショー終了直後
おわりに ~今回の感想~
今回、2年ぶりにディズニーシーに行ってみて、高齢の両親と行くのには、ディズニーランドの方がよいかもしれないと思いました。主な理由は、アトラクションの内容です。個人的な感想ですが、ディズニーランドの方が、高齢者でも楽しめるアトラクションが多いような気がします。
ディズニーシーは、「ジェットコースター系の激しいアトラクション」と「回転木馬系の子供向けアトラクション」の中間のアトラクションが少ない印象を受けました。その意味で今回は、アトラクションの選定で結構苦労しました。
今回一番よかったのは、ビリーヴ!シー・オブ・ドリームスです。母や私はそれほどよく見えたわけではないのですが、父親は「特等席」といってもよい席で観られたのではないでしょうか?ショーが終わった後、父親も「昼のショーとは全然違う。とてもよかった」と言っていました。父親が喜んでいたのが何よりもよかったです。