FIRE後に人と触れ合う方法

はじめに

FIREをすると、他人との関りがなくなります。私はストレスの大半が人間関係に起因するものだと考えていますので、FIRE後にも積極的に人と関わることは避けてきました。

ただ、人によってはFIRE後に人恋しくなったりすることがあるかもしれません。先日、意図せずして、いろいろな年代の人たち（女性6人、男性2人）と触れ合う機会がありましたので、今回はその時のことについて書いてみたいと思います。

就職セミナーでの出来事

先日、某就職セミナーに参加しました。就職セミナーはいろいろな団体が開催していますが、たいていは「就職活動の進め方」「応募書類作成方法」「面接対策」の3つに分けて開催しています。

今回私が参加したのは「面接対策」です。当日セミナー会場に行ってみて、参加者数が私を含めて「9人」（30代前半～60代前半くらいの男女）しかいないことに違和感を覚えました。私は、「就職活動の進め方」や「応募書類作成方法」のセミナーにも過去に参加していますが、これらセミナーの参加者は「30人～40人」くらいいるのが普通です。それに対してかなり少人数でしたので、セミナー開始前に嫌な予感がしていました。

セミナーが開始してすぐ、嫌な予感は的中しました。座学ではなく、実習形式のセミナーだったのです。セミナーは「2時間30分」だったのですが、参加者で役割分担して模擬面接をやるのがメインでした。その中で、最も印象に残ったのが、「他人の自分に対する印象を知ろう」という実習です。

同実習は以下のような内容でした。

チェックシート（無記名）では、「第一印象の選択肢」として、以下の25項目がありました。「感じた項目」に「○」、「強く感じた項目」に「◎」を付けるルールです（選択する項目数は自由。◎を付けなくてもよい）。

また、自由記載欄（記載するか否かは自由）も設けられていました。

私は自己紹介として、「昨年25年間勤務した会社を退職したこと」「昨年51歳になり、残りの限られた人生を自分や家族のために使いたいと思っていること」等を話しました。

私以外の参加者8人による私の印象は、「感じた項目」を「1点」、「強く感じた項目」を「2点」として集計すると、以下の通りでした。

自由記載欄に書いていただいた内容は、以下の通りです。

ちなみに、「◎」が付いた選択肢は、以下の通りです。

おわりに

他の方がチェックした私の印象をみると、もともとネガティブな選択肢がほとんどないこともあり、過大評価であることは否めません。当ブログの読者の方が、私に対してどのような印象を持っているのかは分かりませんが、「コミュ障で性格の悪い陰キャ」だと思われた方は大正解です。「第一印象」など簡単に作り上げられるのだなと感じました。なお、私が思う私の性格については、「FIRE経験者の私が思う「FIREに向いている性格」」（過去記事）をご参照ください。

実習形式のセミナーは、最初は嫌でしたが、やってしまえば時間が経つのもはやく、何よりも他人の自分に対する印象をすることができ、珍しい体験ができたと思っています。

FIREして人恋しいと思う方がいらっしゃいましたら、「面接対策」セミナーに参加すれば、人と触れ合えますし、失業保険受給中であれば、ハローワークの求職活動実績にもなって、一石二鳥だと思います（私は失業保険の受給はとっくに終了しています）。