PET-CT検査を受診しました【FIRE後の健康診断⑥】

FIRE・早期退職

はじめに

私は昨年5月末付で会社を退職後、会社員時代には毎年受診していた人間ドックを受診できていませんでしたFIRE後の健康診断・人間ドックをどうするかについて検討していましたが、先日の記事に書きました通り、以下の内容で人間ドックを受診することに決めました

【どのような内容の健康診断を受診するか?】

身体計測・血圧・視力・眼圧・眼底・聴力
便・尿検査
血液検査
血圧
心電図

上部消化管内視鏡(胃カメラ)
胸部ヘリカルCT
腹部超音波
ピロリ菌

腫瘍マーカー
PET-CT本記事の内容

【どの病院で健康診断を受診するか?】

会社員時代に人間ドックを受診していた「某癌専門病院」

先日、「某癌専門病院」に行き、「PET-CT」検査を受診してきましたので、今回は当日の内容を、自分への備忘記録の意味も含めて記事にしてみたいと思います。

PET-CT検査の概要につきましては、こちらの記事をご参照ください。PET-CT検査は、その他の検査を行った日から、ちょうど1週間後に受診しました。

なお、私は医療の専門家ではありませんので、本ブログ記事の内容が正確でない可能性があります。その点はご了承ください。ご参考程度にお読みくださいますよう、お願いします。

PET-CT検査の流れ

PET-CT検査当日の流れは、以下の通りでした。

11:05 病院到着
11:15 受付
11:20 看護師による問診
11:55 PET-CT設備のある地下1階に移動
12:10 着替え

12:15 体重測定
12:30 FDG(薬剤)注射
12:35 休憩
13:25 排尿
13:35 PET-CT検査
13:55 終了

全ての工程で約3時間かかりました。1週間前に受診した人間ドックは、病院内の一般病棟とは異なる、健診専用のフロアーで受診したのですが、PET-CT検査については、健診者以外の一般の患者の方も利用するフロアーで受診しました。

PET-CT検査は、FDGという、微量な放射線の出る薬剤を注射して、癌の有無を調べる検査になります。FDGについては、自前の設備で製造している病院と、他から仕入れてくる病院の2つがあるようですが、私が受診した病院では、自前で製造していました。体重によって、使用するFDGの量を決めているようです。病院によっては、身長も測定しているようですが、私が受診した病院では体重のみでした。

FDGを全身に行きわたらせるため、約1時間の休憩時間があります。電動座椅子が10脚備えられた部屋があり、そこで寝ていました。その際にみたところでは、他に4~5人がPET-CT検査を受けるようでした(PET-CT装置は3台)。休憩中はスマホはもちろん、読書等も禁止されています。これは、身体が疲れてしまうと、そこにFDGが集中してしまい、正しい診断ができなくなるためです。

休憩中には水を飲むように指示されます。これは、血液中に残存するFDGの排泄を促進し、 診断しやすい画像を撮るためとのことです。

PET-CT検査中の約20分間は、できるだけ身体を動かさないように指示されました。一般的なCT検査の場合、装置の中で息を止めたり、吐いたりしますが、今回はそのようなことはなく、最初から最後まで通常の呼吸で大丈夫でした。装置自体はほとんど動くことはなく、止まったままでいる時間が長いので、撮影されている感覚は全くありませんでした。

検査終了後は、そのまま帰宅となり、特に食事制限や運動制限はありませんでした。ただし、検査後24時間くらいは、身体から放射線が排出されるとのことで、幼児や妊婦との接触はしないように指示されました。自宅で尿をする場合には、尿から放射線が飛散するのを防ぐため、座って行うことが推奨されます。

おわりに

私がちょっと失敗したなと思ったのは、休憩中に水を飲みすぎてしまったことです。約50分間で4回、コップで水を飲んだのですが、半分くらいでよかったかもしれません。といいますのは、PET-CT検査中は20分程度、簀巻きにされて身体が動かせないのですが、トイレに行きたくなってしまったからです。

ネット情報によれば、膀胱に尿が残っていない方が、下腹部の画像が鮮明になるとのことなので、私の画像はあまり鮮明でないかもしれません。水は休憩時間の前半くらいに集中して飲み、休憩終了後の排尿で、尿を出し切るようにするのがベストだと思いました。

検査結果人間ドックの検査結果と合わせて、3週間以内くらいに郵送される予定です。今回初めてPET-CT検査を受けましたが、会社員だったとしたら、時間がなくてPET-CT検査は受けられなかったと思いますし、受けようとも思わなかったと思います。

今回検査をした結果、万一癌が発見されるようなことがあれば、それはそれで、ある意味ラッキーだと思いますので、結果いかんによらず、受診してよかったと思っています。

検査結果が出ましたら、また記事にしたいと思います。

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