はじめに
※本ブログ記事は「痔」について書いています。お読みになりたくない方は、ブラウザバックをお願いします。
正確な時期は分からないのですが、私はかなり以前(20年以上前?)から「痔」の症状があります。これまで症状が出た際には、しばらく放置していれば自然に治ったのですが、今回のケースは、1か月以上前から症状が出て以来、未だに治っていません。
今回発症した原因はよく分からないのですが、FIRE後には家で椅子に座っている時間が長くなったために、症状が出てきた可能性はあると思います。会社員時代にも、デスクワークで座っている時間は長かったですが、外出や出張も適度にありましたので、平日5日間ずっと座っているわけではありませんでした。FIRE後は毎日長時間座っているために、症状が出た可能性があります。
ひょっとすると、FIRE後に「痔」で悩んでいる方は、少なくないのかもしれません。
今回のケース
1か月以上前から、症状が出始めました。「放っておけば治るだろう」と当初の2週間くらい放置していたのですが、一向に治る気配がありません。むしろ症状が悪化してきたようにさえ思えました。
そこで、今回初めて市販薬を使ってみることにしました。
まず試したのが、「ボラギノールA軟膏」です(画像はボラギノール公式ホームページより)。
しかし結果的にこの薬は現在使っていません。といいますのは、私の患部は表面にはなく、奥にあるようで、塗り薬だと患部に直接塗ることができないためです。しばらく使ってみて効果が感じられなかったため、一旦使用を中止しました。
次に試したのが、「プリザエース坐剤T」です(画像はプリザエース公式ホームページより)。
私は尿路結石をなんどか患っており、痛み止めの座薬を使い慣れています。そこで、今回も座薬を試してみることにしました。軟膏と違って座薬は、奥にある患部にも薬の成分が届きやすいと考えられます。
使ってみたのですが、痛み止めの座薬よりもサイズが大きいのか、なかなかうまく使えず、座薬の使用で却って症状が悪化しているのではないかと感じるようになりました。
そこで、次に試したのが、「プリザエース注入軟膏T」です(画像はプリザエース公式ホームページより)。
「注入軟膏」は「軟膏」と「坐剤」のいいとこ取りをしたような製品です。チューブに入っている薬を中に注入するタイプで、外の患部だけでなく、奥の患部にも対応できますし、座薬のように入れるのに苦労するといったこともありません。
ちなみに、配合されている成分や、各成分の量は、坐剤と全く同じです。
個人的には「注入軟膏」が一番よいと感じました。
病院へ
「注入軟膏」はよい感じで使えるのですが、一方で症状については、なかなか治っている実感が持てない状況が続きました。毎日毎日、朝のトイレで痛みを感じるのは、一刻も早く終わりにしたいとの思いから、1週間ほど上記の市販薬を使用した後に、重い腰を上げて病院に行くことにしました。
「最初から病院にけばよいのに」と思われる方も多いと思います。ただ、病気が病気なだけに羞恥心があり、また、徒歩圏内に適当な病院がなかったこともあり、通院できないでいました。
一向に治らず、「ひょっとしたら別のもっと重大な病気かもしれない」との思いを持ち始めたこともあり、バスで病院に行きました。
診察内容についての詳細は書きませんが、私のこれまでの人生の中で、病院でのワースト体験だったとだけお伝えしておきます。ただし、病院での診察はかなり嫌な体験だったとはいえ、病院に行かなかった方がよかったのかと問われれば、行った方がよかったです。
医者に言われたこと
病院では、注入軟膏(プリザエース注入軟膏Tと同様のもの)及び飲み薬を処方されました。
医者からは、以下のようなことを言われました。
【医者から言われたこと】
・症状としてものすごく重いというわけではないものの、かなり治りにくい症状になっている。
・薬を1か月分出すので、1か月間服用してみて、もし症状がよくならないということであれば、手術するしかない。
・手術する場合は1週間入院することになる。
・(当方からの、「椅子に座らない方がよいのか?」との質問に対し)椅子に座っても座らなくても、症状に影響はない。
・(当方からの、「毎日排便時に症状がぶり返す。排便は毎日しない方がよいのか?」との質問に対し)排便は毎日するべき。
・(当方からの、「食事等で気を付けることはあるか?」との質問に対し)辛い物は避けた方がよい。
おわりに
病院に行って診察を受けると、何となく安心感があります。「別のもっと重大な病気」でないことが分かっただけでも、病院に行って本当に良かったと思います。
次回は1か月後に病院に行く予定です。1か月でなんとか症状がよくなってくれることを願うばかりです。
ただ、処方された薬は、市販薬と効果自体は大差ないとのことです。これまで市販薬であまり症状が改善していないことを考えると、今後1か月服用しても、症状がよくならないのではないかと、少し心配です。もし治らなければ、そのときは手術をするしかないのかなと思います。これまで手術をした経験がないので、かなり不安です。
今回の件で、「朝起きて、身体に痛いところがないということが、どれだけすばらしいことか」を実感しました。毎日毎日痛みを感じていると、何をやるにも気力がわかず、気分も沈みがちになります。逆に、身体に不調がなければ、何だって楽しめるはずです。
世の中に健康よりも価値のあるものはありません。これからも健康第一でやっていきたいと思います。
※本件につきましては、引き続きブログ記事にしていきたいと思います。