【マイナンバーカード】電子証明書の有効期限を更新する方法

日常生活

はじめに

先日、定期的に通っている眼科での診察を終え、薬局に行きました薬局で薬剤師に処方箋とお薬手帳を渡したところ、「マイナンバーカードをお持ちでしたら、カードリーダー(店頭に置いてある機械)での受付をお願いします」と言われました。

私はそのとき、健康保険証の他に、マイナンバーカード(健康保険証としての利用登録済み)も持っていたため、カードリーダーにマイナンバーカードを置いて、手続しました。

すると、手続きの途中でカードリーダーの画面に、「マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が3か月以内に切れますので、更新手続きを行ってください」という主旨の警告画面が出ましたが、無事に受付ができました

手続きはできたのですが、上記の警告が気になったので、どういうことなのか調べてみました

電子証明書の有効期限について

マイナンバーカード総合サイトによれば、マイナンバーカードの有効期限は、発行日から10回目の誕生日(未成年者は5回目)まで、電子証明書の有効期限は、発行日から5回目の誕生日までとされています。

私が持っているマイナンバーカードの券面には、「2029年○月○日まで有効」(○月○日は私の誕生日)と記載されていますが、これはマイナンバーカードの有効期限であり、電子証明書の有効期限はそれよりも5年短い「2024年の誕生日まで」ということになります。

今回の私のケースで有効期限を迎えるのは、あくまでも電子証明書の有効期限になります。

マイナンバーカードと電子証明書の両方、またはどちらか一方の有効期限が到来する2~3か月前を目途に、「有効期限通知書」が自治体から送付されることになっています(画像は「マイナンバーカード総合サイト」より)。

私の場合、上記の薬局に行った時点では、「有効期限通知書」を受け取っていませんでしたが、薬局から家に戻ったところ、家のポストに届いていました

電子証明書の有効期限が切れるとできなくなること

電子証明書の有効期限が切れると、以下のことができなくなりますので、有効期限までに更新手続きを行うことが必要になります。

【電子証明書の有効期限が切れるとできなくなること】

e-Tax等の電子申請

コンビニ交付

健康保険証としての利用

電子証明書のみの有効期限が切れても、対面での本人確認書類としては有効。

電子証明書の有効期限を更新する方法

電子証明書の有効期限を更新する方法は、以下の通りです。

【電子証明書の有効期限を更新する方法】

「有効期限通知書」に記載してある「更新期間」(誕生日前の3か月間)に、市区町村窓口に行って更新手続きを行う。

更新手続きの際に必要となる書類は、以下の通り。
 「有効期限通知書」
 マイナンバーカード

更新に係る手数料は無料。

私の場合

私は早速、区役所に行って、更新手続きを行いました。区役所の本庁ではなく、「○○事務所」という出先機関で行いました

平日の昼頃に行ったのですが、マイナンバー関連の窓口は空いており、待ち時間ゼロで手続きできました。

窓口で行った内容は以下の通りで、5分もかからずに更新手続きは終了しました。

【区役所の窓口で行った内容】

「電子証明書更新申請書」に記入(氏名・住所・生年月日・性別・電話番号)。

窓口にある端末で、マイナンバーカードの各種パスワードを入力。

区役所の担当者からは、「更新手続きを行った当日は、コンビニ交付ができないので注意してください」との話がありました。

おわりに

更新手続きは、本人以外の代理人が行うことも可能ですが、その場合は手続きがかなり面倒になるようなので、本人が行った方がよさそうです。わざわざ役所の窓口に行かないといけないのはかなり面倒です。

なお、「有効期限通知書」に「申請書ID」の記載がある場合は、QRコードを利用したスマホでの申請も可能なようですが、私の場合は「申請書ID」の記載がありませんでした

話は変わりますが、最近病院や薬局に行くと、健康保険証ではなく、マイナンバーカードの読み取りを促されるケースが増えてきたように感じます。厚労省がマイナ保険証の利用促進のため、マイナ保険証利用人数を増加させた病院や薬局などに一時金を支給する等の施策を行っていたので、この影響だと思います(詳細はこちら参照)。

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