はじめに
私は昨年5月末付で会社を退職しました。前回の記事では、私が会社員時代に行っていた確定申告及び、FIRE後の今年行う予定の確定申告(令和5年分確定申告)について書きました。
今回は、令和5年分確定申告について、現時点で私が準備している内容について書いてみたいと思います。
なお私は税務の専門家ではありませんので、以下に記載する内容に間違っている点や、漏れている点等があるかもしれませんが、ご了承ください。税務に関しましては、税理士等の専門家にご確認ください。
私が予定している令和5年分確定申告
私が今年予定している確定申告(令和5年分確定申告)は、以下の通りです。
【私が今年予定している確定申告】
①米国ETFからの分配金収入に係る外国税額控除
②ふるさと納税に係る寄附金控除
③退職に伴う所得税還付(会社員時代に年末調整で行っていた各種控除)
現時点で私が準備している内容
①外国税額控除関連
外国税額控除の確定申告に関して、私が現時点で準備している書類は以下の通りです。
【外国税額控除関連】
・令和5年分給与所得の源泉徴収票
・令和5年分退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・楽天証券 2023年分特定口座年間取引報告書
・みずほ証券 2023年分特定口座年間取引報告書
・SBI証券 2023年分特定口座年間取引報告書
・マネックス証券 2023年分特定口座年間取引報告書
・tsumiki証券 2023年分特定口座年間取引報告書
・分配金計算書(米国ETF以外・楽天証券での購入分)
「令和5年分給与所得の源泉徴収票」及び「令和5年分退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」は、退職後(20日後くらい)に離職票と一緒に会社から郵送されてきました。詳細は「離職票が到着しました」(過去記事)をご参照ください。
証券会社各社の「特定口座年間取引報告書」については、各社によって時期のバラツキはありますが、1月中旬くらいまでには各社サイトで電子交付されます。なお、SBI証券については、特定口座での銘柄の売却や分配金の受取等を行っていない場合(クレカ積立のみを行っている場合等)には、「特定口座年間取引報告書」は電子交付されないとのことです(マネックス証券及びtsumiki証券はクレカ積立のみでも電子交付されます)。SBI証券で売却等しなかった場合でも、書面で「特定口座年間取引報告書」を郵送してもらうことは可能です。私は郵送してもらいました。
「分配金計算書」は、国内ETFやREIT等から分配金が支払われる度に郵送されてくる書類です。私が保有している銘柄のうち、以下の銘柄について「分配金明細書」があります。投資信託やREIT等から分配金を得ているのは楽天証券口座のみです。ちなみに、みずほ証券は個人向け国債保有、SBI証券、マネックス証券、tsumiki証券はクレジットカードでの投信積立のみを行っています。
・日本ロジスティクスファンド投資法人(REIT)
・信金中央金庫(優先出資証券)
・iFreeETF 東証REIT指数(国内ETF)
・NEXT FUNDS 野村日本株高配当 70連動型上場投信(投資信託)
・iシェアーズ・コア 日経225ETF(国内ETF)
・iシェアーズ 米国債20年超ETF(国内ETF)
②寄附金控除関連
寄附金控除の確定申告に関して、私が現時点で準備している書類は以下の通りです。
【寄附金控除関連】
・寄附金受領証明書(千葉県鴨川市・24,000円)
・寄附金受領証明書(岡山県瀬戸内市・12,000円)
・寄附金受領証明書(長崎県・5,000円)
・寄附金受領証明書(山形県上山市・3,000円)
・寄附金受領証明書(鹿児島県大島郡知名町・1,500円)
私は昨年は、5つの自治体に合計「45,500円」のふるさと納税を行いました。詳細は「人生最後のふるさと納税を行いました」(過去記事)をご参照ください。
「寄附金受領証明書」は寄附後に各自治体から郵送されてきます。
③所得税還付関連
所得税還付の確定申告に関して、私が現時点で準備している書類は以下の通りです。
【所得税還付関連】
・社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
・退職後に支払った任意継続健康保険料が分かる書類
・令和5年度給与所得等に係る特別区民税・都民税 特別徴収税額の決定通知書
・生命保険料控除証明書(プルデンシャル生命保険)
・生命保険料控除証明書(日本生命保険)
・生命保険料控除証明書(アフラック)
「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」は、私の場合は年末に、日本年金機構から圧着ハガキで送付されてきました。詳細は日本年金機構の公式ページをご参照ください。この書類には、私が退職後に支払った国民年金保険料が記載されています。
国民年金については、「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」で支払った金額が分かるのですが、任意継続健康保険料(私の場合はペイジーで支払いました)については、支払額が分かる書類がありません。納付書等により自分で支払額を把握しておく必要があります。私の場合は「349,438円」です。
「特別区民税・都民税 特別徴収税額の決定通知書」(住民税決定通知書)は、退職日に出社した際、会社から受領しました。詳細は「退職日を迎えました」(過去記事)をご参照ください。
「生命保険料控除証明書」は各保険会社から10月頃に郵送されてきます。会社員の方であれば、毎年年末調整で使用する書類ですので、よくご存知だと思います。私はプルデンシャル生命(終身保険)、日本生命保険(個人年金)、アフラック(がん保険)から送付されてきました。
おわりに
今回は、令和5年分確定申告のために、現時点で私が準備している書類の内容について、ご紹介させていただきました。
上記書類には一部、確定申告では不要な書類があるかもしれません。例えば、外国税額控除の対象となる、米国ETFからの分配金を受け取っている口座は楽天証券のみなので、他の証券会社の「特定口座年間取引報告書」は不要かもしれませんが、念のため手元に用意しました。
確定申告については引き続きブログ記事にしていきたいと考えています。