はじめに
私は2023年5月末に、25年間勤務した会社を退職し、FIRE生活に入りました。その後、今日に至る約2年間はアルバイト等を含めて全く働いておらず、完全に無職の状態です。
本ブログは退職前の有休消化期間中であった「2023年4月8日」に開設しています。毎週末に保有資産を公開する記事を書いており、先日の「2025年4月26日」付けの記事で、「104週間=2年間」が経過しました。
今回は、最近の株式市況悪化等の影響も含めて、この2年間の保有資産推移について書いてみたいと思います。
資産総額の推移
最近2年間(2025年4月26日までの2年間)の資産総額の推移は、以下の通りです。
この2年間で保有資産総額は「1億7,486万円」から「1億9,409万円」に増加しています。増加率にして「+11%」程度です。

ちなみにこの2年間で「最も資産総額が大きかった時点」及び「最も資産総額が小さかった時点」は以下の通りです。
資産総額の増減(前週比)
最近2年間(2025年4月26日までの2年間)の資産総額の増減(前週比)は、以下の通りです。
この2年間で、資産総額は「+1,923万円」となっています。
最も資産総額が大きかった「2025年1月25日」(資産総額2億1,386万円)には「+3,895万円」まで増加したのですが、最近の株価下落により、そこから「▲1,977万円」減少しています(資産総額は▲9.2%)。

保有資産の増加要因
最近2年間(2025年4月26日までの2年間)では、以下のような収入がありました。
【2023年5月】勤務先からの給与
【2023年6月】勤務先からの賞与「71万円」
【2023年6月】勤務先からの退職金(一時金として受け取った半額分)「911万円」
【2023年9月~2024年2月】失業保険「127万円」
このうち、「退職金911万円」については、「2023年4月30日」時点の保有資産である「1億7,486万円」に含めていましたので、2年間の資産総額の増加額「+1,923万円」の要因ではありません。
残る「給与」「賞与」「失業保険」は「+1,923万円」の増加要因ですが、その総額は「250万円」に満たない金額ですので、増加要因の大半は、保有している米国ETF、投資信託の評価額上昇や、分配金受領等によるものと考えられます。
おわりに
2025年に入ってからの保有資産は、上のグラフ(前週比)を見ても分かります通り、ナイアガラのごとく下落(減少)していますが、大よその現在の株価は1年前くらいの水準に巻き戻っただけであり、その前1年分の株価上昇分はまだ維持できている状況です。
失業保険等の収入があったとはいえ、完全に無職の状態で、生活費を賄った上でこれだけ資産が増えているのであれば、上出来だと思います。
「株価暴落時はリスク許容度を知るチャンスです」という過去記事でも書きました通り、現在の私は、「株価が下落して不安になっている面」が10%くらい、「株価が下落して、次にどの銘柄をスポット購入するかでウキウキしている面」が60%くらいです。総体的には、ネガティブな感情はほとんどなく、「久しぶりの買い場が来るかもしれない」というポジティブな感情が心の大半を占めています。
ただ、現状の株価下落程度では、まだスポット購入するには時期尚早だと判断しています。今後、株価が今年4月上旬の底値をさらに大きく割り込むような状況になれば(そうなることを期待していますし、その可能性は高いと思っています)、少しずつ買い増していきたいと考えています。その他の「毎月40万円の積立投資」はそのまま(増やしたり減らしたりすることなく)継続していきます。