FIRE後に気にするようになったこと

FIRE・早期退職

はじめに

私は2023年5月末付で会社を退職しました。以前、FIRE後にやらなくなったことを記事にしましたが、逆に、会社在職中には気にならなかったのに、FIRE後にとても気にするようになったことがあります。

今回はそのことについて書いてみたいと思います。

FIRE後に気にするようになったこと

FIRE後に気にするようになったこと、それは「天気」です。

FIRE後は、毎日の天気によって、その日の行動が大きく影響されるようになりました。私は雨の日に、傘をさして外を出歩くのがとても嫌いなので、FIRE後は雨の日には外出せず、家にこもっています

退職前の有休消化期間に入った「4月1日以降」で、雨の日に外出した記憶は一日もありません前回傘を使ったのは、6か月くらい前になります。

会社員時代は、その日の行動が天気によって影響されるということがありませんでした雨が降ろうが、槍が降ろうが、会社に出勤し、取引先に訪問し、出張していました。雪国の某県を担当していた際は、吹雪によるホワイトアウトで、道と田んぼの境界がわからない中、事故が起こらないかヒヤヒヤしながら、タクシーで取引先に訪問したこともあります。

コロナ後こそ、在宅勤務が推奨され、リモートワークのためのパソコンが貸与されていたため、天気が悪ければ在宅勤務に切り替えるといったことも、あるいはできたのかもしれませんが、コロナ前はそのような選択肢がありませんでした

天気が悪かろうが、仕事の締め切りは待ってくれませんので、這いつくばってでも出社して、仕事しなければなりませんでした

そもそも、通勤時には、降水確率が0%でも、常に折りたたみ傘を持参していましたので、天気予報をチェックすることがありませんでした

一方で、FIRE後は、天気によって行動が変わるため、毎日夕方になれば、翌日の天気予報をチェックして、翌日の行動を考えるのが日課になりました。

おわりに

今思えば、会社員時代には、「いついつまでに○○の仕事を終わらせなければいけない」というプレッシャーが、自分にとっては大きなストレスになっていました。

会社での仕事に、期限のない仕事はありません自分が「こうしたい」といった意思は考慮されず、常に急かされて仕事をするのが、とても嫌でした。

振り返ってみれば、私は仕事そのものが嫌いだったわけではないのかもしれません。期限がなく、好きなようにやってよいということであれば、仕事そのものは楽しいとさえ感じられたようにも思います。

自分の意思が無視されて、会社や上司からの指示に従わなければならなかったことがストレスだったわけですが、FIRE後の現在は、毎日どのように時間を使うか、何をやるのか等、すべて自由です。やりたくないことはやらないこともできます。

現在、私の意思に関係なく、やらなければいけないことは、「認定日」にハローワークに行くことくらいです。これだけは、いかに天気が悪くても、行かざるを得ません。

何をするのかや、どう時間を使うのか等について、すべて自分でコントロールできるのが、FIREの一番のメリットであると、改めて感じました。

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