あおぞら銀行の優位性低下 ~各行の金利引き上げ内容~

資産運用・米国株投資

はじめに

私は2021年1月から、普通預金金利が「0.20%」のあおぞら銀行BANK支店で、口座を開設しています。

同銀行の利払日は「2月・8月の第2金曜日の翌日(年2回)」となっており、8月分の利息が振り込まれているか、確認してみました

今回の利息はいくらだったのか?

あおぞら銀行口座にログインしたところ、以下の通り、「8月10日付」で利息が振り込まれていました

「約1千万円」を預金していて、半年分で「8,036円」です。口座開設以来、受け取った利息の合計は、今回分を含めて「57,012円」になりました。

日銀の利上げに対応した各銀行の金利引き上げ状況

7月31日に開催された日銀の政策決定会合で、政策金利が従来の「0%~0.1%程度」から「0.25%程度」に引き上げられました

これに対応して、各銀行は普通預金金利の引き上げを行っています。主な銀行の引き上げ後の普通預金金利は以下の通りとなっています(引き上げ内容の詳細は各リンク先参照)。

三菱UFJ銀行0.10% 9月2日~

三井住友銀行0.10% 8月6日~

みずほ銀行0.10% 9月2日~

住信SBIネット銀行0.10% 10月1日~

SBI新生銀行0.30% 8月9日~

auじぶん銀行0.31% 10月1日~

島根銀行0.35% 8月9日~

SBI新生銀行は「ダイヤモンドステージ」の場合。
auじぶん銀行は「auまとめて金利優遇」の場合。
島根銀行は「スマートフォン支店」の場合。

おわりに ~あおぞら銀行の優位性が低下~

本ブログ記事を書いている時点では、あおぞら銀行から普通預金金利を引き上げるとの発表はありません(ちなみに、楽天銀行からもないようです)。

私があおぞら銀行で口座を開設した2021年当時は、メガバンク各行の普通預金金利が「0.001%」であり、「200倍」の利息が付くということで開設したのですが、現在では上述の通り、各銀行が金利を引き上げているため、あおぞら銀行との金利差が縮まっているだけでなく、銀行によってはあおぞら銀行よりも金利が上回っている状況です。

このような状況では、あえてあおぞら銀行で口座を開設する意味は乏しいと思います。

「個人向け国債変動10年」(2024年7月発行分)の適用利率(税引前)は「0.72%」まで上昇しており、あおぞら銀行から預金を引き出して、個人向け国債を購入することも検討しています。

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