はじめに
私は7月22日に「コロナ陽性」と診断されて以降、高熱や喉の痛み、頭痛といった症状に悩まされてきました。
8月に入ってからようやく、それらの症状も落ち着き、8月3日に歯医者の予約が入っていたのをきっかけに、久しぶりに散歩をしました。
7月22日以降で、本格的に外出するのは、これが初めてです。
久しぶりに散歩して感じたこと
約2週間ぶりの散歩となります。久しぶりに散歩してみて、まず感じたのは、「やはり日の光を浴びるのは気持ちがよい」ということです。
2週間近くも家に閉じこもった生活をし、日光を浴びないでいると、何となく気分が重くなり、ネガティブな思考になりがちです。
日光を浴びると、「幸せホルモン」といわれている「セロトニン」の生成が促進されることは、医学的に証明されています。
セロトニンは、リラックス効果やストレス解消、睡眠の質向上等に効果があるとされています。
ちなみに、「幸せホルモン」には、セロトニンの他に、「オキシトシン」「ドーパミン」があります。
オキシトシンは、人とのスキンシップや家族との団らん等で分泌されるそうです。
ドーパミンは、乳製品や大豆製品を食べたり、小さな目標を達成したりすると分泌されるそうです。
FIREすると幸せホルモンが増える?
と、ここまで書いてきて、ふと、「幸せホルモンは、FIREすると増やしやすいのではないか?」と思いました。
FIREして私のように散歩を始める人もいると思います。散歩して日光を浴びることで、セロトニンが増えます。
FIREして家族と過ごす時間が増えることで、オキシトシンが増えます。
FIREして食生活に気を使うことで、ドーパミンが増えます。
逆に、会社員として朝から晩までオフィスで働いていると、日光を浴びることもありませんし、家族との団らんの時間も取れません。食事も不健康な内容になりがちです。
よく、「FIREして幸福感が高まった」という人がいますが、それは単に仕事から解放されて、自由になったからだけではなく、医学的な面でも、上記のような「幸せホルモン」の分泌を促進する行動を、FIRE後は知らず知らずのうちにしているがゆえに、幸せな気分になっているのかもしれません。
要するに、FIREすることで、医学的にも幸福感が感じられる体質になりやすいということが、いえるのではないでしょうか。
おわりに
よく、「高齢者は1週間も入院すれば、足腰が弱くなって歩けなくなる」という話を聞きます。
私はまだ50歳なので、2週間ぶりの散歩ではありましたが、特に問題なく「10,549歩」を歩くことができました。
これからもFIREして時間が増えたことを有効活用して、「幸せホルモン」をたくさん分泌できるような行動をしていきたいと思います。