はじめに
人は意図せずして、ときに犯罪行為をしてしまうことがあるのかもしれません。先日まさにそのようなことを経験しましたので、今回はその内容について書いてみたいと思います。
コンビニでの出来事
ある日、散歩に出かけた際、普段はあまり行かない場所にあるコンビニ(ローソン)に立ち寄りました。パンとお茶を手に取り、レジの列に並んだところ、店員の方から「セルフレジの利用もお願いします」と、声をかけられました。
私よりも前に並んでいる人が誰もセルフレジに行かなかったため、私はセルフレジを使うことにしました。普段私は、コンビニで買い物をする際には、セルフレジは使いません。なぜかといいますと、たいていの場合は弁当を買い、店員の方に温めてもらっているからです。ただ今回は買ったのがパンで、温める必要がないため、セルフレジを使ったのです。
そんなわけで、私はセルフレジに慣れていません。そんな状況でしたので、「まずどのボタンをタッチするのか?」「レジ袋の購入はどうやるのか?」「アプリのポイントカード提示をどうするのか?」「クレカのタッチ決済はどうするのか?」等、で手間取っていました。
①レジ袋のバーコードをスキャンし、
②アプリでdポイントカードを提示・スキャンし、
③画面でクレカ支払いを設定し、
④スマホを端末にかざして、VISAのタッチ決済をしました。
しかし、こういう時に限ってタッチ決済に失敗し、エラーになってしまいました。そこで、
⑤もう一度スマホをかざしたところ、なんとか支払いが完了しましたので、
⑥レジ袋に商品を入れて外に出ました。
ここまでお読みいただいて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私は重大なミスを犯しています。それは、買った商品(パン・お茶)のお金を支払っていないことです。
コンビニを出るとすぐに信号があるのですが、赤信号だったため、青信号になるのを待っていました。この時点で、私は自分のミスに気付いていません。比較的大通りで、信号待ちが長かったので、何気なくレシートに目を通したところ、違和感に気付きました。支払金額が「3円」になっているのです。慌ててお店に戻り、レジの方に事情を説明してお詫びし、パンとお茶の支払いを済ませました。
おわりに
そもそも、コンビニでレジ袋だけ買う人などいないと思いますので、商品の支払いを忘れている旨、アラート画面でも出てくれればよいのですが、そんなことはありません。
レジ袋だけの購入でもレシートが出てきますので、傍から見ていると、きちんと支払いをしているように見えます。今回のケースでも、店員の方は私がレジ袋代しか払っていないことに気付いていないようでした。ひょっとすると「袋だけ購入する万引き犯」が世の中にはいるのかもしれません。
今回の失敗の原因は、私がセルフレジの操作に慣れていなかったことや、クレカタッチ決済の失敗に気を取られていたこと等にあると思います。
もし私自身でミスに気付かず、そのまま行ってしまっていたら、ひょっとしたらお店の人が追いかけてきてバックヤードに連れていかれ、警察を呼ばれていたかもしれません。「万引きGメン」のテレビ番組でよく見る、そんな光景がフラッシュバックしました。
全く関係ない話で、ふと思ったのですが、私は以前の記事(「PayPayカードの審査に落ちました(否決理由の考察)」)にも書きました通り、PayPayカード(クレジットカード)の審査に過去2回落ちています。自分ではなんで審査落ち(しかも瞬殺)するのか分からないのですが、ひょっとすると、自分が気付いていないところで、「ブラック認定」されてしまうような行為を、PayPayカード(ヤフー)に対して行ってしまったのかもしれません。
「悪気はなかった」といっても通用しないケースもありますので、自分の行動には注意していきたいと思いました。