退職した会社の元上司と会いました

FIRE・早期退職

はじめに

私は5月末付で、25年間勤めた金融機関を退職しました。昨日、その会社で私の上司であった社員2人と会う機会がありましたので、今回はそのときのことについて書いてみたいと思います。

お会いしたのは、以下の2人です。

Aさん:63歳。私が入社した3年目~5年目に指導役だった方

Bさん:私の2年先輩。入社1年目~2年目に指導役だった方

2人と会ったきっかけ

Aさんから、食事に誘っていただいたのが、今回お会いしたきっかけです。

そこにBさんが加わり、3人で食事することになりました。

2人とも、5月31日の退職日にあいさつしているのですが、その際に、「機会があったら飲みに行きましょう」と話していました。私個人の連絡先も伝えていました。

飲みの誘いは社交辞令だと思っていたのですが、ある日Aさんからメールがあり、昨日会うことになったのです。誘っていただいたことは、素直にうれしかったです。

Aさんについて

私は入社後、2年間は総務部門に配属されていました。現場に異動となった3年目に直属上司となったのがAさんです。2000年の話です。

現場で最初の上司ということもあり、勤務先での仕事のイロハは、Aさんに教えていただいたといっても過言ではありません。

今思えば、厳しい上司でしたが、その後の会社員人生を大過なく過ごせたのも、Aさんのおかげだと思っており、とても感謝しています。

当時私は、Aさんと一緒に地方出張する機会が、頻繁にありました。新幹線では行きも帰りも隣の席で、帰りの車中ではよく、カップ酒とおつまみをおごってもらいました。

当時、最終の新幹線で帰京すると、自宅の最寄り駅に到着する前に、午前0時を過ぎます

実は私とAさんは、誕生日が同じ日です(13歳違いで星座、血液型も同じ)。あるとき、誕生日を迎える午前0時にも、出張帰りの電車内で一緒だったことがあり、「お互い誕生日ですね」と笑って話したのを覚えています。

先日、とある会社の株主総会での出来事をブログ記事にしましたが、そのときの上司がAさんでした。今回、食事をしながら、その株主総会の話をしたところ、Aさんも覚えていました

Aさんは私の上司となった後、部長執行役員となり、現在は社内業務を監査する役職についています。

Bさんについて

Bさんは、私が新卒で入社した当初からの2年間、指導役だった方です。私はBさんの仕事を引き継ぐことから、会社員人生をスタートさせました。

Bさんは年齢も近く、とても親しみやすい方で、その後25年間の会社員生活の中でも、折に触れて気にかけていただいていました

Bさんは、私と同様、総務部門に2年間在籍した後、現場に配属され、現在は経理部門の責任者になっています。

私から話したこと

2人から、「退職後は何やってるの?」との質問がありました。

私からは、「とりあえず、健康保険や国民年金等の手続きをしている。先日はハローワークにも行った。将来的には個人で事業をやっていきたいが、ハローワークでもどんな求人があるのか、みてみたいと考えている」といった話をしました。

「個人事業」の内容については、あまり細かくは話しませんでした

また、「退職してよかったです」といった話をあまりしてしまうと、2人の会社勤めを否定してしまうことになりますので、そういった話はしませんでした。

もちろん、このブログを書いていること伝えていません

おわりに

私が有休消化前に最終出社した3月末から、まだ3か月しか経っていませんが、自分が働いていたころは、なんだか遠い昔のことのような気がします。

それほど現在は、当時とはかけ離れた生活を送り、その生活になれています。

私の勤めていた会社では、6月に定時株主総会があるのですが、その総会で役員が何人か交代しており、経営体制がかなり変わったようです。私の上にいた常務が退任し、このブログにも何度か登場している人事部長が、取締役になっていました。会社がよい方向に進んでくれることを望んでいます。

Aさんは、あと1年ちょっとで65歳になり、退職することになると思います。Bさんは、あと10数年は勤務するのでしょうか?

それぞれが歩む人生は全く違いますが、悔いのない人生にしたいものです。

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