神奈川と静岡への旅行⑥（総括）

はじめに

これまで５回にわたり、５泊６日（５月１４日～１９日）の旅行について書いてきました。今回は旅行全体の総括をしたいと思います。

「富士屋ホテル編」「風月無辺編」「東府や編 その１」「東府や編 その２」「東府や編 その３」も併せてお読みいただけますと幸いです。

各宿泊施設へのコメント

あくまでも勝手な私見となりますが、各宿泊施設につきまして、思ったことを書かせていただきます。

富士屋ホテル

富士屋ホテルは、日本で最初の本格的なリゾートホテルとして知られる、日本のホテルの原点にしてレジェンド的な存在です。

誰しもが一度は宿泊してみても損はないのではないでしょうか。

今回の旅行で私が宿泊した他の２つの旅館とは別次元に存在していると言ってもいいと思います。したがってそれらの旅館と比較すること自体がナンセンスです。

部屋がどうか、風呂がどうか、宿泊費用がどうかといった議論自体が無意味に思えます。

「富士屋ホテルに宿泊した」という事実があれば、それ以外の細かい議論は不要なホテルです。

御宿 風月無辺

風月無辺は、「絶景を見ながらのんびりするための旅館」です。

部屋の内装や料理、スタッフの対応等は一流とは言い切れない部分もあります。ただ、それらのマイナスポイントは、部屋や客室露天風呂からの絶景でチャラになります。

今回宿泊した部屋（「特棟」という旅館内で最もグレードの高い部屋）の宿泊費用については、仮に、全国旅行支援の割引やクーポン、ポイント等を考慮しなくても「１泊２８，３００円」と、３万円を切る水準でした。これは安いと思います。

当旅館は個人的に気に入りましたが、天気に恵まれないと、魅力が大幅に減ってしまうという博打要素のある旅館です。

東府や Resort & Spa-Izu

今回宿泊した施設の中では最も価格帯が高いため、先日の記事ではやや厳しめのことも書きました。

ただその記事でも書きましたように、人によってはとても高い評価を受け得る旅館だと思います。

具体的には、非日常感、ラグジュアリー感、高級感、見栄えのよさ等を重視する人には向いているのではないでしょうか。

適切な表現かどうかわかりませんが、車で例えれば、「国産大衆車」よりも「高級車・外車」を好むタイプの方や、「意識高い系」の方には高く評価されそうな旅館です（あくまで個人の感想です）。

私にとってどうだったかといいますと、部屋はとても良かったのですが、客室露天風呂がやや期待はずれでした（貸切露天風呂は良かったです）。

他の部屋は分かりませんが、私が宿泊したメゾネットタイプの客室は、部屋についてはゆったりしたスペースが取られ、洗練されており、非の打ち所がないのですが、その反面、客室露天風呂が狭かったり、掛け流し感がない等、犠牲になっている印象を受けました。

私のような、部屋よりも客室露天風呂を重視するような人には、あまりおススメできないと思います。

ただ、一般的には部屋を重視する方が多いと思いますので、おそらく、１０人の宿泊者に聞けば、９人は高く評価するようにも思います。

家族や恋人（私はいませんが）を連れていくのには良い旅館だと思います。

宿泊費用について（総括）

今回の旅行でかかった宿泊費用の合計（３人分）は「４１９，８８３円」でした（交通費や入湯税は含みません）。

全国旅行支援や楽天トラベルのキャンペーン（「LUXURY DAYS」「５と０のつく日」）、その他楽天ポイントやクーポン等により、「▲１３０，０４７円」分、お得に宿泊することができました。

本来の合計料金からの割引率は▲２３％引きになります。

クーポンの使いみち

「全国旅行支援の地域クーポン」（神奈川６千円、静岡２万４千円）及び「東府や独自クーポン」（１万２千円）の使いみちは以下の通りです。全額使いきりました。

ちなみに、帰宅途中に三島で立ち寄った「うなぎ割烹 御殿川」では、地域クーポンを使って「特上うな重」を食べてしまいました。

おわりに

今回は「全国旅行支援」が利用できたことで、本来よりもかなり安く宿泊することができました。

旅行先で救急車のお世話になることもなく、無事に帰宅できたのが何よりでした。

コロナが５類に移行されたことを踏まえると、今後は全国旅行支援のような割引策は期待できません。

ただ今回は、割引があったから旅行したわけではなく、今後も割引がなくともたくさん旅行したいと考えています。家族旅行だけでなく、一人旅もする予定です。

今回の旅行記事が、みなさんの宿選び等のご参考になれば幸いです。

※本ブログ記事一番上の写真は「浄蓮の滝」です。石川さゆりさんの「天城越え」の歌詞に出てくる滝です。「東府や」の近くにあり、１７日のチェックイン前に立ち寄りました。今回の旅行で、宿泊施設以外で観光したのは「浄蓮の滝」くらいです。なお、「浄蓮の滝」は近くに行くまでに長い階段を下りる必要があるので、父親は行かず、私と母親のみで行きました。