コロナに感染しました

日常生活

はじめに

高熱や鼻水、のどの痛み、悪寒、身体の節々の痛み等があり、病院で診察を受けたところ、「コロナ陽性」でした。

今どき、コロナに感染すること自体、珍しいことではないと思いますが、コロナが5類に移行した後の、私の体験を書いてみたいと思います。

ちなみに、私はこれまでにワクチンを「4回」接種済みです。直近のワクチン接種は、今年の1月29日です。

なお、本ブログ記事の内容は、私(東京都在住)の体験に基づくものであり、他の地域では内容が異なる場合がありますことをご了承ください。

私の症状と診察を受けた経緯

私の症状診察を受けた経緯以下の通りでした。

7月20日(木)夜に風邪のような症状が出始める。

7月21日(金):朝起きると熱っぽい午前9時に体温を測ると「39.0度」。この時点では喉の痛みがなかったことから、コロナではないと思い、家で安静にしていた。手元にあったカロナール(解熱鎮痛剤)を6時間に1回くらい飲む。

7月22日(土):21日夜に布団に入ってからは寝つけず午前3時に体温を測ると「39.4度」午前8時には「38.2度」熱がなかなか下がらないことに加え、喉の痛みが出てきたことから、昼頃に東京都新型コロナ相談センター」(0120-670-440)に電話。

7月22日(土)「東京都新型コロナ相談センター」で案内された方法(後述)で病院を探し、午後2時に病院へ

コロナ感染が疑われる場合の一般的な手続の流れ

コロナ感染が疑われる場合の、一般的な手続の流れ以下の通りです(東京都の場合)。

まずは、検査キットで自ら検査し、症状が軽ければ、自宅等で療養する。

重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患がある方、妊婦等)や、症状が重い等で受診を希望する方のうち、かかりつけ医がいる方は、かかりつけ医を受診する。

②でかかりつけ医がいない方は、東京都のホームページで、近隣の医療機関を検索し、受診する。

私の場合は、上述の通り、22日(土)の昼頃に東京都新型コロナ相談センターに電話して、状況(身体の症状やかかりつけ医がいない旨等)を説明したところ、「東京都のホームページで近隣の医療機関を検索する方法」を教えてもらいました。その方法は以下の通りです。

【かかりつけ医がいない場合に、診察が受けられる病院を探す方法】

Google等で「東京都 外来対応医療機関」と検索。

検索トップに出てくる東京都保健医療局のページにアクセス。

表示されたページにある「外来対応医療機関マップ」(モバイル版ないしパソコン版)をタップ

地図が表示されるので、検索窓に住所を入力診療可能な医療機関が地図上に表示されるので、行きたい医療機関をタップ

表示される電話番号に電話して、医療機関を予約する。

病院での診察の流れ

私は22日の昼頃に、上記方法で自宅近隣の受診可能な医療機関を検索しました。土曜日だったので、午前中しかやっていない医療機関もあり、午後に受診できる医療機関の選択肢はあまりありませんでした。結果的には、最寄り駅近くの病院を何とか予約することができました。

病院での診察の流れ以下の通りでした。

午後2時に病院到着

すぐに個室に隔離され、問診票に記入

PCR検査(鼻に綿棒を入れて検体を採取)を行い、「陽性」と判定される。

投与される薬(ゾコーバ錠125mg)の説明を受けるとともに、同薬を用いた治療を行うことについての「同意書」にサイン

事前に病院から薬局に連絡した上で、薬局に訪問して、薬を受け取る

病院到着から、薬局で薬を受け取るまで2時間30分くらいかかりました。病院では通常の患者の方の診察が優先されますので、かなり待たされましたが、昼頃に電話して、すぐに受け入れてもらえただけでありがたいです。

薬局でも、一般の方の窓口とは別の、個室の窓口に案内されました。

「ゾコーバ」は、飲み合わせが悪い薬があるとのことなので、診察を受ける際には「お薬手帳」を持参した方がよいと思います(私は持参しました)。

「ゾコーバ」(塩野義製薬)は、日本で正式に承認されている薬ではなく、「緊急承認」された段階の薬です。現在も有効性や安全性を確認するための臨床試験が進行中であり、今後、有効性や安全性に関する評価が変わる可能性があるということもあり、「同意書」のサインが必要でした。

診察代及び薬代

私の場合、診察代及び薬代以下の通りでした。

【診察代】6,120円

【薬 代】1,180円

  合計:7,300円

薬代には、「ゾコーバ」だけでなく、併せて処方された解熱鎮痛剤等も含みます

「ゾコーバ」5日分処方されました。「初日のみ3錠まとめて飲み、2日目から5日目は毎日1錠飲む」、という飲み方になります。食前、食後等の服用するタイミングは問いませんが、毎日同じくらいの時間に飲んだ方がよいとのことです。

ちなみに、「65歳以上」の場合には、「ゾコーバ」ではなく、「ラゲブリオ」というカプセルが処方されるようです。「ラゲブリオ」日本で正式に承認されている薬ではなく、「特例承認」された段階の薬です。

「ラゲブリオ」5日分で10万円する薬ですが、薬代は国が負担してくれるとのことです。

おわりに

病院で体温を測った際には「37.1度」まで体温が下がっていました。体調も改善しつつあったので油断していたのですが、病院から帰宅した後に測ったところ、「38.7度」に上がっていましたので、いったん治りかかったと思っても、油断しない方がよさそうです。病院での診察は受けた方がよいと思います。

このブログを書いている23日午後1時の時点では、熱は下がりましたが、のどが痛い状況です。よく言われている味覚障害は、今のところ発生していません

私はこれまで「4回」のワクチン接種を受けています。4回とも「モデルナ」だったのですが、4回とも接種後に「39度以上」の発熱があり、副反応はかなり重かったです。

今回のコロナの症状を振り返ってみますと、ワクチン接種時の副反応と症状がよく似ています違いは、鼻水と喉の痛みがあるか否かです。悪寒や関節の痛み等は同じで、苦しさにはそれほど大きな差がないようにも思えます。

だとすれば、なんだかワクチンを打つ必要はなかったのではないかと思ってしまいました。コロナに感染する苦しみと、ワクチン副反応の苦しみに大差がないなら、私の場合、4回ワクチンを打ったことで、4回コロナに感染したのと同じ苦しみを感じたことになってしまいます。コロナに感染しないためのワクチンを打つことで、コロナの苦しみを味わうというのは、なんだか矛盾している感じがします。

ただ、これまで4回ワクチンを打っていたことで、コロナに感染しても、今回程度の症状で収まったという考え方もできます。

今回コロナに感染した原因は分かりません。私は外出時には、今でも必ずマスクをしています。コロナが5類に移行されてからは、感染者であっても外出すること自体は自由ですので、ちょっとした油断が感染につながってしまう危険性は高まっていると思います。

私が推奨される行動制限内容については、「コロナの陽性が判明したとき」の画像をご参照ください。27日に歯医者の予約が入っているのですが、キャンセルします。

以上、私の体験でした。どなたにも感染する可能性はあると思います。特にこれから夏休みシーズンを迎える中で、感染者数が拡大する可能性もあるのではないでしょうか。本ブログ記事がご参考になれば幸いです。

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