はじめに
私は「2023年5月末」に25年間勤務した会社を退職後、「2023年6月以降」の健康保険については「任意継続」(協会けんぽ)としてきました。これは私の場合、退職時に試算した際、任意継続保険料の方が国民健康保険料よりも安かったことによります。詳細は「【完全版】退職手続マニュアル②(健康保険編)」(過去記事)をご参照ください。
任意継続は「最大2年間」利用することができますので、「2025年5月末まで」使えるのですが、その期限を待たずに、「2025年4月1日から」国民健康保険に切り替えることにしました。
任意継続の途中で国保に切り替えた理由
国民健康保険料(毎年4月~3月)は、前年の所得をベースに計算されます。私の場合は、以下の2回のタイミングで「任意継続」と「国保」のいずれにすべきかの判断を行い、結果的に今回のタイミングで「国保」に切り替えることにしました。
タイミング①:2024年度から国保に切り替えるケース
2024年度(2024年4月~2025年3月)から国保に切り替える場合、2024年度の国民健康保険料は「2023年1月~12月」の所得で決定されます。
私の場合、2023年は5月末まで会社員でしたので、5か月間の給与所得がありました。加えて、2023年に証券口座で得た配当収入等について、2024年3月に確定申告を行ったため、その分の所得も上乗せされました。
結果として、区役所に確認したところ、私の2024年度の国民健康保険料は「年額768,000円(月額64,000円」となることが想定され、この金額は任意継続保険料(年額408,143円)よりも高いことから、このタイミングで国保に切り替えるのはやめました。
タイミング②:2025年度から国保に切り替えるケース(今回)
2025年度(2025年4月~2026年3月)から国保に切り替える場合、2025年度の国民健康保険料は「2024年1月~12月」の所得で決定されます。
私は2024年は年間を通じて全く働きませんでしたので、所得はゼロです。所得ゼロについては、2025年2月に住民税の申告を行いました。
2024年の所得がゼロの場合、私が住んでいる自治体では、2025年度の国民健康保険料は「年額2~3万円くらい」(「所得割額ゼロ+均等割額7割減免」の場合)になると想定され、この金額は任意継続保険料(年額408,143円)よりも大幅に安いことから、このタイミングで国保に切り替えることにしました。
国民健康保険の加入手続き
私は以下のスケジュールで、国民健康保険の加入手続きを行いました。
2月20日:区役所に訪問して住民税申告
3月4日:協会けんぽに訪問して「任意継続被保険者資格喪失申出書」を提出
3月27日:協会けんぽから「任意継続被保険者資格喪失通知書」が郵送到着
4月1日:区役所に訪問して国民健康保険加入手続き
4月1日:任意継続の「健康保険被保険者証」(保険証)を協会けんぽに郵送返却
「3月4日」の協会けんぽへの「任意継続被保険者資格喪失申出書」提出は郵送でも可能ですが、私は東京支部に持参しました。「4月1日から」国保に加入したい場合は、その前月である「3月中」に「任意継続被保険者資格喪失申出書」を協会けんぽに提出する必要があります。
私が「4月1日」に行った「国民健康保険加入手続き」に際して、必要な書類は以下の通りでした。
【「国民健康保険加入手続き」に際して必要な書類】
①「任意継続被保険者資格喪失通知書」(上記3月27日に入手した書類)
②マイナンバーカード
③銀行のキャッシュカード(保険料の支払いを口座振替で行う場合)
私の場合、4月1日の区役所での手続きは以下のような流れでした。年度初めの「4月1日」ということで区役所はかなり混雑しており、「1時間30分くらい」かかりました。
【4月1日:区役所での国民健康保険加入手続き】
10時45分:区役所到着。整理番号発券(20人以上待ち)。
11時45分:窓口から呼び出し。「任意継続被保険者資格喪失通知書」を提出して、マイナンバーカードを提示。「資格情報のお知らせ」を作成してまた呼び出すとのことで、一旦待合席に戻る。
12時05分:窓口から呼び出し。「資格情報のお知らせ」を受け取るとともに、キャッシュカードを使って口座振替手続き。
12時15分:終了
私はマイナ保険証を登録済みです。窓口担当者によれば、マイナンバーカードの情報が「任意継続→国保」に更新されるまでに数日かかるとのことでした。
私は「4月4日」に病院の予約が入っており、それまでに情報が更新されない可能性がありますが、その場合は、病院窓口に「マイナンバーカード」と「資格情報のお知らせ」の両方を提出すれば「10割負担」ではなく「3割負担」になるとのことでした。
ちなみに、情報が更新されているか否かは、スマホアプリのマイナポータルで確認できます。区役所から帰宅してすぐに確認してみましたが、まだ更新されていませんでした。

おわりに
これまで任意継続の期間中、保険料は「年額約41万円」でしたが、昨年の所得がゼロだったおかげで、2025年4月からの国民健康保険料は「年額2~3万円くらい」(住民税非課税世帯となり「所得割額ゼロ+均等割額7割減免」となる場合)になる見込みです。
これまでの実に「15分の1以下」の金額です。「毎月の任意継続保険料」よりも、「年間の国民健康保険料」の方が安いということになります。
正確な国民健康保険料については、6月中旬くらいに区役所から「決定通知書」が送付されてくるとのことです。無事に住民税非課税世帯として「所得割額ゼロ+均等割額7割減免」となっているか、期待して待ちたいと思います。