はじめに
私は会社員時代、国内や海外に飛行機で出張に行くことがありました。一人で行くこともありましたが、上司等と一緒に行く場合は、大抵上司が航空会社の上級会員であったため、「上司の同行者」として「空港ラウンジ」を使っていました。
しかし、本音をいえば私は空港ラウンジが嫌いです。今回は、なぜ私が空港ラウンジが嫌いなのかについて書いてみたいと思います。
なお、本記事で書いている内容は、貧乏性である50代無職の個人的な感想であり、特定の個人等を批判する意図は全くありませんので、その点はご留意ください。
空港ラウンジの種類
ネット情報によれば、空港ラウンジには以下の3種類があるそうです。
【空港ラウンジの種類】
・カードラウンジ
・航空会社ラウンジ
・プライオリティパスラウンジ
「カードラウンジ」はクレジットカード会社が提携しているラウンジで、特定のクレカを持っていると利用できます。私も空港ラウンジが利用できるクレカを何枚か持っていますが、利用したことはありません。
「航空会社ラウンジ」は航空会社のマイレージクラブの上級会員が利用できるラウンジです。私は上級会員ではありません。会社員時代に上司と一緒に利用したのがこのタイプの空港ラウンジです。
「プライオリティパスラウンジ」は「プライオリティパス」を持っている人が利用できるラウンジです。私が持っている「セゾンゴールドアメックス」では優遇年会費(通常469ドルのところ、11,000円)で「プレステージ会員」(利用回数無制限)になれますが、私は会員になっていません。
3種類に共通しているのは、いずれのラウンジも、特定の条件を満たしている人でないと利用できないということです(一部のラウンジはお金さえ払えば利用できる?)。また、各ラウンジでは以下のようなサービスを受けることができます。
【空港ラウンジで受けられるサービス】
・アルコールを含む飲食(一部有料)
・無線LAN
・シャワー・マッサージ
・その他
空港ラウンジが嫌いな理由
私が空港ラウンジが嫌いな理由は、以下の通りです。
【私が空港ラウンジが嫌いな理由】
・そこに集まっている人がいけ好かない感じがする。
・空港ラウンジで受けられるサービス(上記)が全て不要である。
・空港ではいろいろな国の乗客を眺めているのが好きである。
私の空港ラウンジ体験を振り返ってみると、空港ラウンジには「お高くとまった感じの人」や「意識高い系みたいな人」が多いように感じられ、私とはいかにも性格的に合わなそうな人たちが集まっているイメージが強いです(個人の感想です)。
もちろん、ラウンジで他の利用者と関わることはないので、どうでもいいことなのかもしれませんが、私にはどうしても気になってしまうのです。
「できるビジネスマン風の人」が、寸暇を惜しんで、ノートパソコンでカタカタ仕事をしているのも目にします。私からすれば、こんなところで仕事をしなければいけないという時点で、奴隷にしか見えないのですが、本人はドヤ顔です(その人が経営者だったらすいません)。「選ばれし者しか使えないラウンジを使っている俺様すげえ」という感じがプンプンするのです。
こんなことを私が考えるのは、私が卑屈な人間だからかもしれません。
おわりに
空港に限らないのですが、私は周りにいる人たちの行動をボーっと眺めているのが好きです。特に空港であれば、日本以外から来た世界中の人達がいますので、より興味深く他人を観察しています。
ですので、空港ではラウンジなどに行くのではなく、その辺にあるベンチに座っているのが楽しいですし、好きなのです。ラウンジに行くとこういったことができませんし、空間が閉鎖的で息が詰まりそうになります。
別に、空港ラウンジが好きな人たちを否定するわけではありませんが、私には空港ラウンジをありがたがる気持ちが全く分かりませんし、その価値が分かりません。こんな私は変なのでしょうか?