静岡への旅行③（海のほてる いさば編）

はじめに

5月25日（土）から31日（金）までの6泊7日で、両親と旅行に行ってきました。1年ぶりの旅行になります。前回は「神奈川及び静岡」に行ったのですが、今回は「静岡のみ」に行きました。

宿泊場所は以下の通りです。いずれの施設も、宿泊したのは今回が初めてです。

前回の記事では、2日目の沼津での観光について書きました。今回は同観光後に訪問した「海のほてる いさば」での滞在について書きたいと思います。

「海のほてる いさば」について

「海のほてる いさば」は静岡県の戸田（へだ）温泉に所在する温泉旅館です。戸田温泉は伊豆半島の北西部に位置しています（画像は「ゆこゆこ」ホームページより）。

戸田温泉には有名なものが2つあります。それは、①夕日、②タカアシガニ、です。旅行当日は、やや雲はあったものの、晴れていましたので、夕日がぜひ見たいと思いました。

今回私は「楽天トラベル」で予約しました。伊豆で「露天風呂付客室のある旅館」で検索したところ、当旅館が出てきました。口コミ評価が良かったので、宿泊してみることにしました（下の旅館の画像は「楽天トラベル」ホームページより）。

全27室あり、私が宿泊したのは「あかねの詩＜和洋室＞」という部屋で、海を望むデッキに露天風呂があります（間取り図は当旅館ホームページより）。

以下の写真は、全て私が撮影したものです。

デッキには十分な広さがあり、椅子に座って海を眺めているだけで、心が癒されました。客室露天風呂についても、十分な大きさで、日光に当たりながらの入浴はとても気持ちのよいものでした。

貸切風呂について

当旅館には4つの貸切風呂（海側3種類・山側1種類）があります。宿泊者は1回（45分間）無料で利用することができ、チェックイン時に時間を予約することになります。夕日の時間帯に海側の貸切風呂を予約するのがよいと思いますが、人気の貸切風呂・時間帯は早くに予約が埋まってしまいます。

私がチェックインした際には、最も見晴らしの良い「夕日のかがやき」という貸切風呂は、夜まで予約が埋まっていました。私は「汐のかほり」という貸切風呂を「午後5時」から利用しました。希望の貸切風呂がある方は、早めにチェックインすることをお勧めしますが、連泊の方が優先されるようですので、早くチェックインしても予約が埋まっている可能性はあります。

なお、当日の日の入り時刻は「午後6時50分くらい」でしたので、いずれにせよ夕食の時間帯とかぶってしまうため、貸切風呂から夕日を見るのは無理だったと思います。冬であれば、夕食前に貸切風呂から夕日を見ることが可能だと思います。

なお、貸切風呂からの見晴らしはよいのですが、露天風呂ではないのが残念でした。

食事について　～はじめてタカアシガニを食べる～

上述しました通り、戸田温泉はタカアシガニが名物です。水族館で目にする、あの大きくて足の長いカニです。かつては戸田温泉の旅館に泊まれば、夕食として組み込まれていたようですが、現在は漁獲量が少ないとのことで、「別注料理」扱いとなっています（下の写真は、当旅館ロビーの水槽にいるタカアシガニ）。

ちなみに、写真左下のお面のようなものは、タカアシガニの殻を使ったオブジェ（お守り）で、地元では「魔除け」の効果があるとされています。

「いさば」でもタカアシガニは別注となっており、価格は「1匹2万円～」となっています。私も両親も量を食べる方ではないため、「半匹1万3千円」を注文しました。ホームページには「前日まで」に注文することが必要な旨書いてありますが、当日の注文で食べることができました。

夕食の際に、仲居さんがタカアシガニを持って現れたときは、その大きさに驚きました。半匹でも相当な迫力です。仲居さんが器用に殻をむいてくれ、カニみそにつけて食べました。

私は特にカニ好きというわけではありませんので、カニについては語れないのですが、甘みがあり、カニみそも濃厚で、別注してよかったと思いました。

なお、記念にタカアシガニの殻を持ち帰りたい旨、仲居さんに伝えたところ、快く応じていただけました。持ち帰る方は結構多いようです。ペイントして魔除けにしたいと思っています。

タカアシガニ以外の夕食の内容は以下の通りです（一部メニューは写真撮り忘れ）。

朝食の内容は以下の通りです。

良かったところ・悪かったところ

良かった点は以下の通りです。

一方で、悪かった点は以下の通りです。

宿泊費用について

今回の宿泊費用は以下の通りです（入湯税除く）。楽天トラベルのキャンペーン（「LUXURY DAYS」「5と0のつく日」）を利用しています。

楽天ポイントを考慮した実質的な宿泊費用は「1泊39,853円」でした。

おわりに

価格はそれなりにしますが、客室露天風呂、客室、食事、接客等に大きな問題点や不満はなく、個人的には価格に見合った内容だったと思います。

なお、戸田温泉の売りである「夕日」については、食事時間と日の入りのタイミングが重なってしまいました。食事処からは外が見えないのですが、仲居さんから「今夕日がきれいですよ」と教えていただき、食事を一時中断して部屋に戻り、5分ほど日の入りを見ることができました。

「静岡への旅行④（無雙庵 枇杷編）　～土肥金山での観光～」に続きます。