はじめに
昨日の記事で、私が「資産運用無し」「会社からの給与・賞与のみ」で「貯金1億円」を達成したのは、「就職後約20年後」(2018年)と書きました。
「貯金1億円」を達成した当時、私はまだ資産運用(投資)を全くしていませんでした。その後、2020年に初めて資産運用(個人向け国債購入)を行って現在に至るわけですが、資産運用を開始する前と後では、資産増加ペースに大きな差があります。
今回はこのことについて、私のケースを書いてみたいと思います。
資産運用前の資産増加ペース
資産運用開始直前である「2020年1月末」時点の資産総額は「1億1,209万円」(みずほ銀行口座残高1億309万円+社内預金500万円+保険解約返戻金400万円)でした。
私が就職したのは1998年4月です。最初の給料で初めて貯金が100万円を超えました。その後、2020年1月末までの「21年10か月」(262か月)で「1億1,109万円」を貯金したことになりますので、平均貯金額は、1か月当たり「42.4万円」、1年当たり「508万円」になります。
資産運用後の資産増加ペース
先日の資産公開記事に書きましたが、9月23日現在の私の資産総額は「1億8,104万円」です。
この金額には、楽天証券口座の含み益(+2,616万円)が含まれていますが、含み益には2割の税金(523万円)がかかります。
また、退職金(1,800万円)も含まれています。
したがいまして、資産運用による増加分以外を排除した資産総額は「1億5,781万円」(1億8,104万円マイナス523万円マイナス1,800万円)になります。
「2020年1月末」に「1億1,209万円」あった資産が、「2023年9月23日」に「1億5,781万円」になったことになります。
「3年8か月」(44か月)で「4,572万円」増加していますので、平均貯金額は、1か月当たり「103万円」、1年当たり「1,246万円」になります。
おわりに
調べてみた結果は以下の通りでした。
【資産増加額】
資産運用前:月42万円・年508万円
資産運用後:月103万円・年1,246万円
差額:月+61万円・年+738万円
資産運用を行ったことで、行わなかった場合よりも「月額で+61万円」、「年額で+738万円」も、資産増加ペースが上昇しました。
かなりおおざっぱな計算ではありますが、資産運用を行った方が、行わなかった場合よりも「約2.4倍」の資産増加ペースということになります。
上記計算では、「資産運用後」にも会社からの給与収入が含まれていますので、資産運用だけの純粋な資産増加額が「約2.4倍」というわけではありませんが、今回調べてみて、改めて資産運用の効果を実感しました。