FIRE後の年賀状をどうするか問題

FIRE・早期退職

はじめに

今年もまた、年賀状の季節がやってきました。私は今年の5月末付で会社を退職しましたので、FIRE後初の年賀状をどうするかについて、いろいろ考えてみました。

年賀状の起源

そもそも年賀状の起源は何かが気になりましたので、調べてみました。

こちらのホームページによると、年賀状の歴史は、古くは平安時代の「年始回り」の習慣までさかのぼることができるとのことです。その後、江戸時代には書状で挨拶を済ませることが増え、明治20年(1887年)頃には年賀はがきが普及していたとのことです。今から140年近く前です。お年玉付き年賀はがきが登場したのは昭和24年(1949年)です。

年賀はがき発行枚数の推移

ライフスタイルの変化やインターネットの普及等に伴い、年賀はがきの発行枚数が減少していることは想像に難くないです。発行枚数を調べてみたところ、こちらのページに出ていました。予想通りの減少っぷりです。

※画像は年賀葉書の発行枚数などをさぐる(2023年用確定報版)より。

私のこれまでの年賀状事情

小学生の頃は、自分でイラストを描き、「プリントゴッコ」でオリジナルのものを作っていました。その後も、基本的には手作りしていました。住所も全て手書きだったので、よくやっていたと思います。

ここ10年くらいは、「ウェブポ」という富士フイルムがやっているサービスを利用しています。一度送付先の住所登録さえしてしまえば、その後は毎年、デザインと誰に出すかを選ぶだけで、投函までやってくれるので、手間がかからず、とても便利です。お金はかかりますが、毎年10分程度の作業で済みます。

私が近年出した年賀状の枚数は、「ウェブポ」の注文履歴によれば、以下の通りです。

【私が出した年賀状の枚数】

2014年正月:26枚 4,110円

2015年正月:30枚 4,300円

2016年正月:15枚 1,950円

2017年正月:14枚 1,732円

2018年正月:16枚 1,870円

2019年正月:14枚 1,765円

2020年正月:13枚 1,726円

2021年正月:16枚 2,128円

2022年正月:15枚 1,950円

2023年正月:15枚 2,250円

10年間合計174枚 23,781円

実はこれ以前には、毎年80枚くらい出していた頃もあります。主として会社関係(上司・同僚)の枚数が多かったのですが、あるとき、新たに就任した社長の鶴の一声で、「社内の年賀状やりとりはやめよう」ということになりました。これ幸いと、私もその後は社内向けにはほとんど出さなくなりました。あの時は本当に助かりました

2024年の年賀状をどうするか?

いいかげん、年賀状はやめたいというのが本音です。年賀状でしかつながっていない人もいますが、その関係を継続することに意味があるとも思えません。そこで、今年は断捨離をすることにしました

具体的には、今年は、私が退職したことを伝えたいと思う人にだけ出すことにしましたおそらく5人程度になると思います。その他の、これまで年賀状をやり取りしていた人については、こちらから出すことをやめ、もし先方から来ても、返事は出さないつもりです。

返事を出さないのは失礼ではありますが、このままだとお互いが時間とお金を無駄にし続けることになります。お互いのためと思って、心を鬼にすることにしました。先方だって、惰性で私に年賀状を送っているだけだと思いますし、本音では無駄だと思っているはずです。私が悪役になって、無駄な関係を清算することにしました。

本当に重要な人間関係であれば、年賀状など出さなくてもつながっているはずです。年賀状でしかつながっていないなら、その程度の関係ということです。

おわりに

今後の年賀状の方針を決めることができ、なんだかスッキリしました。ひょっとすると、みなさんはとっくに年賀状などやめているのかもしれませんが、私はいまだに出していましたので、FIREをきっかけに、基本的には卒業させていただくことにしました。

来年はいい正月が迎えられそうです

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